2012年3月30日金曜日

ケータイ小説的。-再ヤンキー化時代の少女たち

ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち


『ヤンキー文化論序説』の中でも、ひときわ鋭いヤンキー文化論を
展開していた速水健朗の単行本。

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ここのところヤンキー文化についての本を読んでいますが…

その理由としては、10年くらい前に
私が愛知県三河地方の某ショッピングセンター(ジャスコ系)で
似顔絵描きをしていた頃に
「独特の文化圏だなー」と思った記憶が強くて…
たとえば赤ちゃんの似顔絵を描いていても
「この子は16の時に産んだんですよ」(もっと低い年齢層の話も聞いたけどさすがにブログのネタにできない年齢ですので…)とか普通に話してくれるので
「なぜこの文化圏の人々は早熟なのか?」という疑問を持った覚えがあります。

あと、そこの文化圏の人たちは、いったん認めてくれると
すごく優しいという感じがしました。
何回もリピーターとして来てくれたり…
似顔絵の仕事をやめるときは
ヤンキー漫画に出てくる画風で描いた感じの若者(←うまく言えなくてスイマセン)
が「おつかれさまでした」と言いに来てくれたりして義理人情に厚く、
わりと良い印象を持っていました。
というか、わりと馴染んでいたような…。
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んで、この速水氏の本。
ファスト風土(ジャスコ文化)―ケータイ小説―ケータイ小説の読者の日常

という流れがこの本でイッキに分かります。

それと、このケータイ小説の読者層がかつてのティーンズロードの
投稿者と被っていることを指摘。(性的に早熟で愛の証に避妊しないなど…ケータイ小説とティーンズロードの投稿内容も被っている)

オタク文化が成熟を拒むことを前提としているのに対し
ヤンキー文化が早熟を望むものである、という比較も的確だと思います。

おもしろいのは、ケータイ小説の読者数が
愛知県がトップだということ。
つまりケータイ小説は東京じゃなくて
愛知県に代表される地方で消費されているんですね。
某所のジャスコで感じた「早熟な文化圏」の謎が解けました。



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