2012年4月23日月曜日

【2012.4.23 月曜 5限 哲学講義メモ】

*前回の講義の復習前回の講義でお話した
ルソー×クレヨンしんちゃん
の要点まとめは当ブログの以下のリンクに飛んでください。
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/04/blog-post_20.html

1)↑この講義を受けた学生さんからの
感想を下記に記しておきます。(数が多いので
どうしても一部の学生の意見しか書けません。
毎回ランダムに選んでおりますので
今回取り上げられなくても、めげずに書いてください)
==学生さんの意見===================
Kくんの意見
「ぶりぶりざえもんは親切と引き換えに物を要求した。
これは人間として普通だと思った。人間には物欲があるから
しょうがないことだと思う」

Tくんの意見
「文明人が究極まで文明人になったとき、人間はロボットのように
なってしまう気がする」

Hくんの意見
「人助けをすることが本当に正義かどうかは分からないが、人助けは
人間関係を築く上で大切なことだと思う」

Nくんの意見
「現実世界にも、結構モノ目当てで人を助ける人がいるけど
そんなものなしで人を助ける人の方が少ない世の中なんだろうなと思いました」

Hくんの意見
「ぶりぶりざえもんの生きざまに感激した」

Mさんの意見
「ありがとうが宝物!人間は欲がでてきて***したら***くれる?
というこういう考えを自分もしていると考えると、ちょっとさみしい」

Mくんの意見
「人間が持っている欲に勝ち人を助けられるのは難しいが大切なことだと思う」

Mさんの意見
「助けた相手が実は悪人だったとしても
もし助けてしなかったら、助けなかった人は悪になってしまうから
人間は最終的には絶対悪になるんだと思う」
(コメント:こういったシビアな意見も面白いと思います)

Nさんの意見
「ありがとうっていう言葉が一番の利益だなって思う。何かをもらうよりも
ありがとうっていう言葉の方が少なくても私はもらってうれしい」

Yさんの意見
「バイト先に、私が困っているとすぐに助けてくれるTくんがいます。
私にとってはその人が善だと思います。でも、もしT君が陰で誰かを
苛めていただとしても私は知らないからその人は善で、一人の人間の
善悪は見る角度によってかわると思う」

Uくんの意見
「自分に何も得がなくても人助けをするといい。ぶりぶりざえもんみたいに
人を助けたい。自分に何も返ってこなくてもいい」

Tくんの意見
「人は正義感を持っていると思うが、僕は自分を犠牲にしてまで
人を助けることができない。少しのことでも、人を助けようと
思う気持ちを持ちたい」

Fくんの意見
「ぶりぶりざえもんでは人を守るために自分は犠牲になってもいいという正義。
自分はこの考えには限度があると思います」

Sくんの意見
「人を助けることが正義。それをしたことでモノがもらえたりもらえなかったりするが
ボランティアみたいなものだと思った」

Nくんの意見
「いい豚やん」

Kさんの意見
「ぶりぶりざえもんのように正義の心は本来だれもが
持っているものであると思います。(ボランティア、消しゴムを貸すなど)

Nさんの意見
「正義は時に偽善者扱いされるし、相手の捉え方によって善にも悪にもなる」

Oくんの意見
「ぶりぶりざえもんのように なにくれる? というのも人の本能だと思った」
(コメント:↑Oくんの場合、ルソーの人間観と違う人間観を持っているということになりますね。こんな風に、哲学者の考察を否定して、自分の意見を出していくのも大切なことであります。どんな偉い哲学者の意見であったとしても、「それは違うと思う」という意見があったらバシバシ書くと面白いと思います)

Bさんの意見
「最後には ありがとう が大切だと気付いたところを見習いたい」

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2)前回説明した善について考えるためのマンガ
(参考:http://riekonaito.blogspot.jp/2012/04/blog-post_14.html
の感想を書いてくれた学生さんがいました↓

Nさんの意見
「善って難しいな、と改めて思った。すべての人が善という
考えを統一してしまうとさまざまな問題が出てくるんだなと考えた。
改めて考えてみると本島の善・正義ってなんだろう。すごく難しいと思った。
一人の人がコレが善といっても、他の人の考え方は違う。
だから難しいけれど、面白い」

私のコメント:
たしかに、「これが善」っていうものを
複数の人間が決めていくとなると
難しいですね。
この講義における学生さんの意見も千差万別ですし・・・。
ちなみに、かの有名な「ハーバード大学のサンデル教授」は
共同体の価値に重きを置く「コミュタリアン」の立場をとっています。
ギリシア、ルネサンス、中世におけるような「共通善」を問い直す試みです。

本日の講義はルネサンス以降の哲学者を取り上げます。
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3)本日の講義の要点
当ブログの以下のまとめに飛んでください

ルネサンスからデカルトにかけての説明↓
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/04/blog-post_2409.html?spref=fb

デカルト以降の続きの説明↓
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/04/blog-post_05.html

↑このリンク先に登場するロックは自由主義
(コミュタリアンに対抗する思想)
の元祖です。
元祖とんこつラーメンをつくったオヤジさんは
誰なのかわかりませんが・・・
元祖の自由主義(古典的自由主義)は
ロックです。

個人の思想の自由を重んじる自由主義と
共同体の善を重んじる共同体主義コミュタリアン。
どちらが良いんだろう?
ただ、共同体共通の善を追い求めていくと
前出のhttp://riekonaito.blogspot.jp/2012/04/blog-post_14.html
みたいなことになってくるので・・・

基本は自由主義だけど
人間は一人では生きられないから
共同体の中の決まりごとも大切かも、
という姿勢が良いかと思いますが・・・
みなさんはどうお考えになりますか。
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4)前回多く寄せられた
キリスト教に関する質問は当ブログの以下のリンクに飛んでください
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/04/blog-post_894.html

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追伸:前回の講義で「このロボットの映画のタイトルがわからない」と
書いてくれた人がいましたが、他大学の学生さんが
「それはアンドリューNDR114だと思います」と教えてくれました。


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