2012年4月24日火曜日

働き方の授業+友人からの寄稿文

非正規労働者が増えたことにより、
正社員の負担が増えている現在…
なんと「あえて正社員にはなりたくない」という
若者も存在するんですよね。
社員登用の話があっても断ったり
最初からフリーター志望だったり…
学生さんの中にもチラホラそういう意見が
見られるようになりました。
過重労働で過労死してしまった正社員の
ルポなど読むと、そういった気持ちもわからなくないです。
また、自分の趣味の世界などを大切にしたい、
夢を追いかけたいという場合、
フリーターという選択肢もあるでしょう。
では、なぜ、そんななかで
やはり正社員を目指すべきなのか。
その疑問に答えてくれる本が
この本。ブクペで推してあったので知った本です。


この本はこんな流れで説明してくれます。
1)2008年秋以降、世界的な金融不況(この金融不況につきましては
  講義で説明させていただきました)
2)正社員には基本給、手当、残業手当が支払われる。
3)日本の法律では正社員を切ることは難しい。
4)ここで経営者の視点で考えてみる。不況の嵐をどうもちこたえていくか。
自分の資産を削る?いや、人件費を削っていこう…ということになる。
削るとなると削りやすいのは非正社員。
5)いまや労働者全体の三分の一は非正社員。(もちろん日本の経済イケイケの頃にも非正規雇用はあったけど、その場合は農家の出稼ぎというパターンが多かった)


でも、非正社員は
みんな雇用不安を抱えている。(いつ切られても文句言えないので)

次に、
視点を変えて、「人間としての成長」と「正社員」を結びつけているのが
この本のいい良いところだと思います。
*雇用が安定している→何年も経てばより高度な仕事を任されることになる
(未来が変わる可能性がある)
*非正規雇用の場合→いつ切るかわからないので高度な仕事にステップアップできない
(未来が変わる可能性が少ない)
===========================
私のコメント:「より高度な仕事を任される可能性の有無」は
「それに伴って収入が上がるかも」という欲に繋がるだけではありません。
「自分の能力を伸ばし、それが評価される可能性」の有無は
人間の根源的な在り方に関わってくると思います。
たとえば、
永遠のループを繰り返していく日常(ナガシマの流れるプールをイメージ:非正規雇用)と
一見ループにみえるけれども微妙に上がっていく
可能性のある日々(らせん階段をイメージ:正社員)を想像してみてください。

らせん階段の日々には、過去・現在・未来の物語性を見出すことができますが
流れるプールにはそれを見出すことができません。

とはいえ、非正規雇用をループとしてこなしていき、
並行して、自分の夢を追いかけていく生き方も
辛いけれどアリだとも思います。

ちなみに、そのような生き方の賛否については・・・
映画『アンヴィル!』を参考にして考えた
文章を『映画じかけの倫理学』に書きましたので
もしよかったら読んでみてください。

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注)なお、以下は本の解説ではありません。
友人からの寄稿文です☆
すばらしい文章なので
ぜひ読んでみてください。

さて、ここで、私の友人の体験談をご紹介します。
友人の松浦和華くんに、職業に関する
ご自身の体験談を書いてもらいました。
本人が「本名出し&ブログ掲載」の許可を出してくれたので
実名記載で掲載します。

ちなみに和華氏のブログは

http://wakamatsuura.blogspot.jp/   ←ココです
==============================
【仕事について】            松浦和華

今を悩める若者に偉そうなことは多分書けません。
私も悩める若者です。いや、若くないな。28才です。

誰!?って言われるので簡単に自己紹介。

内藤理恵子さん(先生)とは私が大学生の頃、mixiで知り合いました。
私がmixiを始めた頃です。出会いはゲーム話という(笑)
あれが何年前でしょうか…7、8年前です。
今も実際にお会いしたことないのに長年 不思議な交流関係を築かせてもらっています。

いろいろ端折りますが、不思議な縁が発展して大学生の進路について講義するので、
『社会人としての経験談』や『働くこと』について書いてほしいと依頼がありました。

人生の成功者でもないド・ノーマルに平凡な私が書いていいのか迷いましたが、
社会人の経験は確かに自分を少し成長させてくれたと感じています。
こんな文章でも誰かの役にたてることができるならと思い、今書いています。

人生設計が確立して尚且つ全く将来に不安のない方にとっては、
あまり意味のない文章かもしれません。

でも悩みのない人間はいないと思うので、老若男女問わず意味のある文章にしたいと思います。

【1.意識の変化】

社会人経験の中で学んだことが非常に多いのは誰がなんと言おうと事実です。
誕生日がエイプリルフールですが、今日の私は本当のことしか書きません。


最初に、私がどんな人間か書いておかなければならないですね。

社会人になる前は、とんだ世間知らずで先のことを何も考えていない人間でした。

指定校推薦を運良く受けて小論文と面接だけで大学に入学して有頂天でした…が。

・学業、サークル共に自分の思い描いたものとは何かが違う
・引き籠もりが発生
・自分が何をしたいか行方不明

ロマサガばりの自由度を言い訳に挙句の果てには単位も足りず留年確定となりました。

最低の導入部ですね。

※ロマサガ⇒ロマンシング・サガ(自由度の高さがウリで爆発的にヒットしたスクウェアのRPG)


高校卒業したら一応大学に進んで~と安易な考えで入学した方は、
何も定まっていないのでココで最初の壁にぶち当たるのではないでしょうか?私がそうでした。

そうじゃない方。
しっかり将来設計が出来てて目指す方向が100%決まってる方は尊敬します。
就活に全力を注いで己の信ずる道を歩んでほしいと思います。

少しでもモヤモヤしているなら一度、思い切って考え直すのも大いにアリです。


変な話ですが、私は一休さんの言葉の心理に迫り将来の考えをリセットしたこともあります。


・かの有名な小僧の真髄は頓知ではないかもしれない

『慌てない、慌てない、一休み、一休み』
これを口に出してみて平常心を保てたら心は一休級(クラス)

この一休殿の名言を私は、こう解釈したのです。

あなたの(どこでもいいから早く就職しなければ)と焦る気持ちが強い程、
もがく必要はないので慌てずに自分の答えを出す方が良いこともある、と。

人生に慌てると自分の思っていない方向に進んだりします。
ですが、それが悪いことではないとも言えてしまいます。

これは私の経験ですが、自分の考えと正反対の職場に行くことで学んだこともあるからです。
最終的に自分が納得の行く結論に辿り着くことができるまでは、何やっても損しないと思います。

とにかく今を生きる悩める人々に一休殿の台詞は想像以上に深い!
…と勝手に思ったわけです(笑)

私の話に戻しますが最終的に大学は中退しました。
ええ、親不孝者でした。

しかし大学が最悪だったとは微塵も思っていません。むしろ良かった。
それなりに自由にさせてもらったことと、自分の安易な考えを改める場として貴重でした。

もう1つは在学中のバイトが特に楽しかったというのも理由です。
恥ずかしながら大学で初めてバイトデビューしたのです(漫画喫茶)

接客業で人とのコミュニケーションが広がっていく充実感や、
周りにも面白い人・変わった人・バンドマンが多かったことが良かったのでしょう。

あ、バイトがキッカケで恋愛もしました(笑)

涼宮ハルヒという人物が作中で「ただの人間に興味ありません!」と発言してますが、
どちらかというと私も普通の人よりは変わった人が好きなのかもしれません。

※涼宮ハルヒの憂鬱⇒2003にライトノベルが、2006年にアニメでブレイク、現在も続いている人気作

「当時は『働くことが好き』だと心底思っていました。
その考えは社会人になって⇒『仕事嫌い』にもなり、『仕事好き』にも戻る。

大袈裟に言うと仕事って『好き』と『嫌い』の繰り返し+『信用』だと私は思います。

実際にそんな単純な話ではないでしょうけど(笑)詳しくは後ほど書きます。


それでも大学を中退してからの私は、まだ中途半端な考えを持っていました。
自分の考えを改めただけであって未だに社会とは何たるかを真剣に突き詰めていなかったのです。

その時の考えは単純でした。
接客業が楽しかったから、その分野に絞って今度はもっと刺激のある場所で働きたい。
意外と、こんな考え方でも悪くないと今でも思ってたりしますが(笑)

辿り着いた先はリゾートホテルのフロントでした。

ろくな就職活動もせずにアッサリと入社できたのは運が良かったことと、
その年は今程の就職難でもなかったということです。

(その何年後かに就職活動の厳しさを知ることになりましたが)

只、社会人とバイトは当たり前ですが違います。
バイトでも社会人と同等の心構えを持ててると素晴らしいですね。それは必ず役に立ちます。

先輩・後輩の立場にプラスして上司という存在が加わり、
バイトのような少々緩い縦社会でもない。縦社会の線が太いパイプに変わった感覚。
会社形態を把握する必要も出てくるし、現場の緊張感はバイトと雲泥の差で圧倒的に増しました。
ホテルのフロントというポジションも大きかったとは思いますが、常に上司は近くにいます。
自覚や責任感を問われることも多々あります。

上司に何度も怒られましたし、お客様からの注意も受けましたね。
私は(なにくそ、次は失敗のないよう挽回してやる)と思う性格なので、
怒られることは良い効果を生み出しました。

実際、言うことを聞かないだの進歩の兆しが見えない人は、
怒られもせず相手にもされず…というのを本気で見たこともあります。
バイトでもあるでしょう。勿論、会社に入社しても同じことです。

全ては『信用』で成り立っています。

さすがにストレスが溜まりすぎるようなら愚痴を出す場は設けましょう(笑)
職場での愚痴は直ぐ広まりますから、誰にも害のないところでコッソリがいいと思います。
愚痴も言わず永遠に溜め込んだ人の末路は鬱になって会社にも来れず…という例も見たからです。


言葉遣いも正しい敬語が使えるようにと何度も注意を受けて直しました。
それからというものコンビニ店員の間違った接客言葉を聞くと凄く反応するようになりました(笑)

名刺を持つと課長の感覚で、「おおっ!ついに自分にも名刺が!!」と軽く感動します。

※課長⇒ここで書いた課長とは、ゲームセンターCXという番組の有野晋哉を指す


最初の社会人経験は何にせよ初めてだらけで不安と期待が半々という感じが殆どだと思います。

しかし全ての仕事に言えること、それは慣れです。
ハッキリ言えば、バイトでも正社員でも同じ。数ヵ月後には必ず慣れます!
あとは慣れを悪い方向に捉えないことですよね。

仕事は嫌なことがあっても直ぐ諦めずに続ければ続けるほど会社との信用度も高まりますし、
自分の成長にも繋がります。階級も上がります。

…でも私の言葉はあまり説得力を持ちません。
5年は続けて、それなりの信用と階級も上がりましたが、転職をしてしまったからです。

しかし転職しても前の会社で学んだことを次の職場で生かすことが必要です。
私がホテルの上司に教わって今でも守り続ける努力をしてるのは「常に謙虚で!」ということです。
基本が出来るようになっても、初心を忘れると全く意味のないことだと感じるから謙虚さは大事です。

そんなこと書かなくても、誰でも最初とは違う意識で次に望めるとは思います。

同じ職場で働き続けても、きっと仕事に持つ意識は様々に形を変えていくことでしょう。



【2.仕事の『好き』『嫌い』+『信用』】

先ほど私は、
大袈裟に言うと仕事って『好き』と『嫌い』の繰り返し+『信用』と書きました。

どんな仕事にも『好きな部分』と『嫌いな部分』があると思います。

人間関係で例えるなら『好きな上司』と『嫌いな上司』だとか。
勤務中に考えることで『好きな作業』と『嫌いな作業』だとか。

えーっと…他に浮かばない自分の不甲斐なさを呪いそうです。

単純に書くと『好き』『嫌い』で分類してしまいましたが、
あの上司が嫌い、あの作業が嫌いの一点張りにはならないようにすることが
仕事を上手にこなしていく方法かなと思いました。
具体的に感じたのは『会社の良い部分』『会社の悪い部分』を見つけるということです。

嫌いな上司が現れたって、ずっと嫌いと思っていては何も発展しません。
それでもイイと貫く人はいるでしょうけど、
なんかイイ方法あるんちゃいますかー?と私は思ってしまう。

嫌いな上司こそ『良い部分』を見つけてください!

私は最初、嫌いな上司がいました。

・よく注意をしてくる
・直ぐにカッとなってキレやすい
・自分の都合の良い方向で物事を考える
・年齢が40越えてるのに仮病を使う
・やたら女性に優しい(セクハラじみている)
・電話は必ず取らない
・その上司より上の立場の人間がいる時はシャキシャキ動く

悪い部分を羅列するだけで悲惨ですね(笑)

性格が捻くれてることで有名な上司だったのですが、ある時に私は良い部分を探すようになりました。

すると見えてきたのです。

その上司、頭の回転が群を抜いて早い!
お金の計算だのクレームの処理だの兎に角早いうえに的確。
自分に与えられてる仕事は残業もせずに時間内にキッチリと終わらして帰る。
実は仕事の要領が凄く良かったのです。
その点を尊敬するようになり、
仕事で怒られようとも何言われようとも普通に会話を続けていたら、接し方に変化が出てきました。

・私の仕事ができる部分については注意してこなくなった
・私の前ではキレないが、たまに遠くで別件でキレている
・電話は少し取るようになった
・かなり趣味を語ってくるようになった
・仕事が私と一緒の時は助かると言ってくるようになった

気に入られることで、自分の中でも仕事がやり易くなりました ここに『信用』が生まれたと思いました。

自分が仕事し易い環境は、努力と工夫しだいで変わっていくことを学びました。

人には良い部分と悪い部分が必ずあります。
私も勿論あります。悪い点は理屈で物事を考えたり、まだまだ優柔不断ということでしょうか。

そんな部分を理解(フォロー)し合うことでより良い人間関係を築けますし、
会社の見方も大きく変わってきます。

個人的な考えですけど…これは凄く大事なことだと思います!


『業務内容で悪いと思った部分』は少し意見を言うことで会社上の改善点に発展します。

上司の意見も加わってきて現状のままの方がマシと判断されたりもしますが、
いずれは変化していくことです。
「〇〇した方がいいんじゃないでしょうか?」と柔らかに提案していくことは良いことです。
それが評価に繋がり、やはり人と人の『信用』にもなります。

どこかで聞いた話ですが(ホンマでっかTVかなぁ?)
コピー機の周辺が整理されてない会社は会社としてダメ、最下層みたいです

顧客との『信用』も重要ですし、
業者との『信用』も成り立ってるからこそ会社は連携して様々なことができていると認識しました。

正直、全く変化のない会社はダメだと私は思いますね。



『信用、信用』と何回も書きましたけど、

実は私の実体験が痛烈にフラッシュバックされてる結果なんです。
これまた最後の最後で説得力を持たなくなりそうですけど(苦笑)

当初、正社員としてこれからも頑張ります的なことを言っていました。

しかし急な退職。ホントに急でした。
「嘘だろ!?」と軽く笑われて真顔になるとは、あの状況を言うでしょう。

それは私の将来も考えてくれてた上司に対して、更には人事、
その他もろもろ会社全体を裏切ってしまい、多大な迷惑をかけてしまったということ。

相談もろくにせずに勝手に自分で考えてしまい、社会人として非常識なこと。
信用は、かなり失ったでしょう。

それでも前の会社の何人かは今も連絡をくれたりして非常に嬉しく思います。

恥ずべき、こんなしょーもないことは絶対にしないと誓いました。
だからこそ『信用』または『信頼』を一番に考えるようにもなりました。

最終日にはお世話になった全員に頭を下げ会社を後にしました。

皆さんが社会人になったら私みたいな結末にはならないようにと切に願います。



【3.夢】

就職活動は厳しいものですね。
すんなり受かった会社とは違い、転職を決意した私に待っていたのは就活地獄。

この時に初めて、ちゃんとした就活をしたのです。

正社員1人のみ採用という部分ばかり受け何回も落ちましたね。
なんとかなるのでは?と軽く見すぎてました。
(営業やらテレビ局やら…いろいろ落ちました)

職に就けずニートの期間もけっこう長かったような…
(ニート期間は延びるとヤバイです、ダメ人間になる前に何かした方がいいです)

これが氷河期か。年齢が年齢なだけに非常に厳しいと思いました。


結局、お金も底を尽きてきた不安感から
とりあえず短期間で稼げる収入の多い工場に就職もしました。

自分の理想とはかけ離れた場所でしたが、これはまた新鮮な職場でした。

先輩が自分よりも年下の割合が多く、ホテルで学んだ価値観が通用しないなど。
これはトンでもない所に来てしまったなと最初にショックを受けてました。
男性ばかりの職場。
体育会系の馴れ合いが多く、終始同じ内容の会話が飛び交う。

まるでクロマティ高校に入学した気分でした。

※魁!!クロマティ高校⇒少年マガジンで連載されていた漫画、メカ沢が好き

給料が高い為に休日は飲み会が多く、
ガールズバーやキャバクラ巡りまで余裕で発生する金遣いの荒さ。
街中でリアルファイトが発生したりと、穏やかではなかったです。

好きな人にとっては恐らく、この上ない程に好きな生き方だと思います。
今まで見たことない世界だったので面白い経験ができました。

職場での付き合い方は少なすぎるのも問題ですが、
それなりに距離を保った方がいいと思います。

自分の年齢が周りよりも年上なことで、
年下に仕事は教わるが礼儀は教えるということで互いの関係も良いものになります。

それでもクロマティ高校ですから、理解されない場面も多かった。
そこは開き直って相手に合わせてましたね。

私は工場でも常に謙虚に仕事に取り組んでいました。
どんな職場でも上司は仕事を見ています。

全く環境が合わないと思った場所でも謙虚に頑張れば評価はされます。
生き方が器用じゃない私でも入社半年で社員の声がかかりましたので。

貴重な経験でしたがコミュニケーションの場としては面白みに欠けました。

お金をある程度稼いだので再び退職しました。



皆さんは『夢』を持っていますか?

漠然と書くなら、
私は心の奥底で雑誌ライターもしくはメディア業界への微かな炎が消えません。
それを叶えるなら大学の選択ではなく専門学校だったでしょうし。
更には今まで全く違う分野の仕事をしてきて、夢は心で思うだけ、努力もしていなかった。
きっと日本の半分以上がそんな人達で溢れかえっています。
現在、私もその一部なのは確実です。

自分が納得するまで転職を繰り返すのは若ければ良いと思います。

本当にやりたいことは、案外いろいろ経験して初めて見えてくるものだと思います。

長年ホストクラブで勤務していた人が、
客で来る会社の社長さんや大御所著名人の方の話を聞くうちに自分のしたいことが見つかり、
遅くから大学に入学して建築学科を学び、留学して更に自分を磨いたという話もあります。

但し、転職癖がつきそうなら必死で自分を抑制してください。
ある程度の年齢を過ぎるとオススメはしません(笑)


『夢』については違ったパターンもあります。
面白いことに私の同級生の何人かに聞いてみたところ…

全く『夢』もない(したいことなんか何一つない)と言う人が多かったのです。

更には工場勤務時の職場の者は殆どが『夢』を持っていなかったという。

昔持ってた夢に諦めたとしても、その諦め段階は凄く早かったのでしょう。

私の同級生の1人は「今やってる然程興味のない仕事を永遠に続けるだろう」と言っていました。

「したいことがないから転職が面倒、1からやり直すのが面倒、今の職場で長いから もういいや」

更には
「今の職場が嫌で辞めたいとは一度も思ったことない、そもそも面倒が勝つから」と言うのです。
これはこれで素晴らしいと感じました。
理由は辞めたいと一度も思ったことがないという点。

思わず「それって性格的に今の職場が合ってるってことちゃう?」と言ってしまいました。


理想の『夢』が頭にチラついてて今に納得いかなくなった人は、きっと転職1回はします。
私は そうだったけど皆がそうとは限らない話ですが。


最初に書いたことですが、将来にバシっとカーソルが合ってて夢に向かって進んでる人は、
ホント真っ直ぐに思うがままに進むべきです!


将来に悩む人にとっては『行きたいところは受ける』ことが最も早い解決法だと思います。

最悪、なんでもいいと開き直れば仕事は山のように転がってます。
もう一度書きますが、仕事は何をしても損になりません。




私は今、書籍やメディア商品に囲まれた職場で働いてます。

ある意味、自分の好きな物に触れる職場にバカ正直に進んだ結果、こうなりました。

社員登用制度はあれど、まだ社員ではありません。
いろいろ経験して、なんか…ふりだしに戻った気さえしますね(笑)

今まで学んだことを踏まえたうえで、1からスタートと完全に気持ちを切り替えました。
趣味に近い部分に接することで、趣味の強化と仕事の強化の両立を狙って謙虚に働いています。
28という年齢になっても、まだまだ勉強し続ける毎日です。 何かを考えて動くことが好きなので自分の中で刺激が得られていれば、今は良しとしてます。

もっと焦った方がいいんでしょうけど性格的に変に落ち着いてます(汗)

人それぞれ生き方は千差万別です。
自分が楽しんで仕事ができれば一番じゃないかなとは思います。


学生さん達に、なんの面識もない私が随分と偉そうなことを書いてしまったと反省しています。


最後に、くまのプーさんを例に終わりたいと思います。


・こんなに生き方がカッコいい熊は見たことがない

自分の好きなことが見つからない人にとって、
彼の生き方を見ることにより、ある種の悟りを開けるかもしれません。

歩くの遅いし、タラタラ喋るし、頭も良い方ではないし、
正直カッコいいとは全く思えないけど(笑)

プーさんは初めからハチミツ一筋!

彼は生まれた時からハチミツが大好きで、それは揺ぎ無いです。
自分の好きなものが生涯、変わらないプーさんの生き方は誰も真似できないと思います。

でもプーさんは好きなこと(モノ)があれば幸せになれるという
当たり前のことに気づかせてくれる存在でした。
人生は深く考えすぎないのが一番かもしれません。
私も未だに発展途上なので、こんな人もおるんやと心の中で思って頂けたら幸いです。


================================

この松浦くんの文章を読んだ学生さんの反応は以下の通りです。

*私は先輩によく怒られます。でもこの文章を読んだら元気が出ました。

*ちょっとした気持ちで仕事に対して生き甲斐を感じるし、その逆もある。

*プーさんを例にした話で「自分の好きなものが生涯変わらない」
「好きなモノがあれば幸せになれる」に共感した

*この人はとても自由なんだと思いました。

*失敗が社会を教えてくれる。でも失敗は怖いし失敗したくない。
松浦さんは転職を繰り返しているようですが
そんな自分に不安にならないか聞きたいです。

*松浦さんの書いたものを読んで、少し励みになった気がする。
何か俺も頑張ってみようと思った。もっとも実際に行動するかは
また別なのだが…
====================
松浦君、名文をお寄せいただき
ありがとうございました!

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