2012年5月5日土曜日

<<ブログ開設一カ月記念企画>>教員生活を振り返る

大学教員になって3年目のGW・・・
ここで教員生活を振り返ってみようと思います。

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2010年3月:大学院修了。
学位取得のための
過労や心労やらで、ヨレヨレになっていました。
過労によるムクミで顔が丸くなりすぎ
アゴが埋もれる。

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2010年度前期:初年度。

現代文化についての講義を担当しました。
ガチガチに緊張し
慣れないことばかりでしたが、
学生さん達に恵まれたため
いろいろありがたかったです。

とはいえ、学位取得の時の
疲れがなかなか抜けず、
仕事をなんとかこなすので精一杯、という感じでした。

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2010年度後期:

2011年度に新しい仕事をさせていただくことになったため
半年間、準備期間に充てました。


哲学の講義を担当する練習をさせてもらうべく
地元のフリースクールで中学生に哲学を教える
ボランティアをさせてもらいました。

そこで
「どうしたら哲学を分かりやすく伝えることができるのか」
手探りをしていました。


プリントのストックを作成したり
なんとなく「この方向性でいいかな」という
ものを見つけたけれど、
プレッシャーに押しつぶされそうでした。


年明けてから「講義の際に使える哲学の本をつくる」と決め
課題に取り組みましたが
これまた大変な作業となりました。


ゼロから書きおこすのはさすがに間に合わないため、
院生の頃から地元タウン誌に連載していた映画紹介の
文章をまとめ、そこに哲学ネタを絡めて
本をつくることにしました。


とはいえ、
この時点では、出版がうまくいくかどうかわからず、
精神的葛藤が重なってました。


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2011年度前期:

講義と
講義準備、出版準備と
他の仕事が重なり、
自分史上最大級にいっぱいいっぱいでした。
(言葉にできません・・・)


この時期に励ましてくれた人の御恩は
ずっと忘れません。


ゴールデンウィークすぎると、
出版のゴールが見えてきて
夏前には希望の光が・・・
おかげさまで、なんとか前期中に
本をテキストとして使用することができ
ホッと一安心。出来たのがこの本です。




講義のほうも「どうしたら哲学が分かりやすく伝わるのか」
手探りしながら、一歩一歩という感じでした。
7月あたりになると、
哲学の講義の方向性がなんとか固まってきたのですが
そこで前期が終わりました。
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<<2011年度夏休み>>
後期の講義準備をしていたところ
「もしかしたら、後期のテキストも出版できるかも」と思い、
チャレンジをはじめる。

とはいえ、夏休み、いろいろと
ストレスが重なったため
癒しを求めて
近所のペットショップで子犬を見ることが
趣味に・・・


と、ここで、
「ええええっ!」と声に出すほどの
摩訶不思議な雰囲気の子犬と遭遇。
いままでも犬飼っていたし
いろいろな犬見たことあるけど


「これは犬というよりは別の何かだ」


と思い、ぜひ間近で見せてもらおうと・・・

チワワの子犬なんですけど、
幻獣とか妖精さんとかそっち系の
空気感が漂っているし
抱っこさせてもらったら
必死にしがみついてきて
子犬が涙を流すのです。


そこに登場したのが
キャラの濃いペットショップ店員さん。
メガネ&ショートカットの女性の
店員さんなのですが
まったく愛想笑いをせず
(愛想がない私よりも、さらに愛想がない)
ぶっきらぼうに


「この子はとてもいい子です。
決めるなら、いまここで決めてください」



と即決を進められ、
思わず反射的に即決。
(三万円台という破格値だったし)


犬の顔がハリーポッターのドビーに似ているので
「うわドビーじゃないか!」と
言ったら
その店員さんもハリポタファンだったらしく
ドビーのセリフまで再現してくれました。
その場で子犬をドビーと命名。


うーん、あの店員さん、
自分と共通する「何か」を感じるなぁ・・・


ドビーのおかげでずいぶん癒され、本づくりも
前に進みました。

この子がドビーです↓


教員生活を振り返るといいながらも、
愛犬の話になってしまいすみません。
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2011年後期:
後期のテキストに使用するためにも
出版を間に合わせようと
必死に作業しながら講義をしておりました。


しかしながら、やっと前期に馴染んだ講義のスタイルが
後期の学生になかなか理解してもらえず
(いきなりヘーゲルの精神現象学から入ったのも
わかりにくかったと思う。今後は順序にも気を配ろう)
3回目くらいでようやく
馴染んできたという感じでした。


11月~年明けにかけては
出版の準備の焦りや
人間関係などで
ストレスが重なり、ほんとギリギリでした・・・


と、ここで・・・


ヒラキナオル

というワザを会得しました。

開き直りが効いたのか
なんとかいろいろ乗り越えることができ、
書いた本を後期にテキストとして
使用する、という目標も果たせました。
それがこの本です↓



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<<今年の春休み>>
これまで
講義準備したり、本書いたり、論文投稿したりと
必死すぎて余裕がなかったこれまででしたが
やっと時間が出来、振り返る時間ができたのです。


ここで、いろいろな反省点が浮かび上がってきました。


1)哲学の講義において
わかりやすく噛み砕いて説明すると
ウケるにはウケるけど・・・
「難しそうな原典も読みたい」という
「少数派だけれども大切なニーズ」を無視してしまうことになる。
両者のニーズを充たすことは可能か。

2)学生の反応をまとめたり
質問への回答などの
応答型中心の講義にすると、
リクエストには応えていることになるが・・・
 
こっちから積極的に情報を出していく
時間が足りなくなる。
どうしたらいいか。

3)現代文化の講義においては
なにか軸となる大きなテーマが必要ではないか。


などなど・・・・・・

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2012年度前期:
そして、いま、上記の課題に
取り組んでいます。<<←いま、ココ>>

日々少しづつではありますが、知識においても
精神性においても成長できたらいいなぁ
と思っております。

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