2012年8月16日木曜日

宇宙一わかりやすいディヴィッド・リンチ解説×『ツイン・ピークスの歩き方』

まずは新作ツインピークスの
解説からどうぞ!👇
http://riekonaito.blogspot.jp/2017/08/blog-post_20.html

伝説の新作ツインピークス第8話の
解説はこちら👇
http://riekonaito.blogspot.jp/2017/09/blog-post_10.html

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以前、ブログで「自分の半分はアニメ 一休さん で出来ている」と
書いた記憶がありますが・・・・・・・・・・・


残り半分は何で出来ているかといいますと

ディヴィッド・リンチ監督の作品で出来ています。

リンチ作品>>>>>>>>>>>その他の映画

というくらいに好きです。

リンチ監督の作品をリアルタイムで
観ることができる時代に
生まれてヨカッタ。
江戸時代とかだったら観れんかったし!

とはいえ、リンチ映画好き=変人・変態
カルト好きぶっている、映画通ぶっている・・・
と言われそうなので
言いにくいのですが・・・

ワタクシは、すでに、周囲から変人として
認定されて、それで安定しているため
安心してリンチ好きを公言しようと思います。

家族の証言によりますと、
3歳くらいのときに、
リンチ監督の『エレファント・マン』を永久ループで
観ていたそうです。
(成人向けの作品を
三歳児に見せるオトナが何か間違っていると思うが)

そのせいか、そのせいでないのか不明ですが・・・
リンチ作品を観ると
なんとなく懐かしい。

ちなみに、リンチ監督、瞑想から湧き出たイメージを繋いで
作品を創っているので、リンチ監督の代表作は
だいたいこんな感じで創られているかと・・・
(以下の図はワタクシが書いた手書きまるだしの図です)




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たしか小学生くらいのときに
「見聞録」というレンタルビデオ店で
借りて観たのがツインピークスのTVドラマシリーズ。
当時は理解できなくて、「でも鳥肌が立った」
・・・・・という感想だった。
ちなみに、もし私が家を建てることがあったら、
どこか一部屋をツインピークスの赤い部屋にしたいですWW
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その後・・・20代後半、「ミルミル」というレンタルビデオ店で
ツインピークスの映画版に出会い、
また、その頃にTV版のDVDーBOXが出たため
またもやハマることとなります。
映画版のローラの「最後の一日」のすべてが美しすぎる。


自分はこれ以上美しい映像を知りません。
世界で一番傷つき、ついに守護天使にまで見放された
ローラという女の子。
そして、その女の子の魂が解放されるまでを描いた素晴らしい作品です。


これが映画版のTwin Peaks: Fire Walk With Me
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ちなみに、たぶんだけど・・・・・ツインピークスに
インスパイアされていると思われる
日本の映像作品はこの2つ。


ブランキーのPV
↑このPVは『ロストハイウェイ』と『ツインピークス』が混ざっている気がするがW


↑動画なぜかこれしか見つからんかったがW
この『熱海の捜査官』もおもしろいよ。

ちなみに、『熱海の捜査官』は
『ツインピークス』の構造を利用した
おもしろいTVドラマなのであります☆

その構造については、以下の図にしていました。
(またもやワタクシが描いた
手書きまるだしのアナログの図ナリ)




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次に推しているリンチ作品が・・・・・・・・・・・・・
『インランド・エンパイア』


これは院生の時に映画館で観た!(一人で)
これは衝撃的だった。音楽も、映像も、そしてなぜかラストシーンに出てくる
裕木奈江も衝撃的だった!!!!


なにゆえ『ポケベルが鳴らなくて』の奈江が!?


実はけっこう好きなんだ・・・・・・・・裕木奈江。


何が好きか問われるととても困るが、
心に訴えてくるものがある女優さんなんだな~祐木さん。


その理由がずっとわからなかったが
先日、週刊文春のインタビュー(生い立ち)読んで
なんとなくわかった。
リンチ監督、祐木さんを見て、何かを感じて採用したんだろね。
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/11/20077cut.html

ちなみに、検索していたら、祐木さん本人編集のクオリティ高い画像集出てきた!
・・・・・・いかん、話が逸れた。



とにかく、『インランドエンパイア』は衝撃的だった。
テーマ的には、この作品の5年前に発表された
『マルホランドドライブ』とそうそう変わらないんだけど、
『マルホランドドライブ』よりも、こっちのほうが好きだ。



『マルホランドドライブ』はハリウッドスターという
夢が破れた女性の妄想を描いたものだけど・・・
『インランドエンパイア』はハリウッドの大通りで(以下、ネタバレ自粛)
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『マルホランド・ドライブ』はこれ↓

↑この作品、最初は謎めいていて面白いんだけど、
2~3回観て、妄想と現実の境目がわかっちゃうと
ちょっとつまんないかも。


その分、『インランド・エンパイア』は
「何回観ても絶対に意味不明だけど
脳裏に焼き付くシーン」っていうのが
多いので、そっちのほうが好きです。


ウサギ人間とか、とにかく意味不明すぎる。
(監督曰く純粋さの象徴らしいが・・・)


・・・・・・・と、ここまでは女性の内面の
混乱を映像化した作品ばかりだったが・・・

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男性の内面(妻への嫉妬、妄想などなど)の混乱と
生と死の境目を描いたのがロスト・ハイウェイ


人間だれしも、
「こうありたい自分」と
「現実の自分」が分裂していると思うし、
その分裂に哀しみや妄想がある。

そこを描くのがうまいんだ!リンチ監督は・・・




そして、『ロストハイウェイ』に出てくる
ミステリーマンが怖すぎるW

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いや、もっと怖いリンチ作品がある・・・
それが『ブルーベルベット』


怖すぎるので、あまりオススメはしません。

ただ、世の中には

触れちゃいかん狂気、っていうものが存在しているな、ということ。



その触れちゃいかん狂気に
怖いもの見たさで触れる若者の冒険談、として観るといいかな。
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ちなみに、リンチの長編映画に3作品出ている
カイルマクラクランですが・・・

残り1作品の『デューン』はつまんないです。



世間的にも失敗作とされているので
よほどのマニアでも観ないほうがいいです。

ただ、天才リンチ監督にもスランプあるんだ、という
感じで観てもいい・・・かも?
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もっと掘り下げたい人は、
初期の作品観てもいいかも。

この作品とか、デイヴィッド・リンチ・ワールド DVD-BOXにも

収録されてますよ~

『イレイザー・ヘッド』もDVDBOXに入っているけど
ここらへんは生理的嫌悪感150%間違いないので
気を付けて観た方がいいです。

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そして、これらの作品を観る前に観ておくといいのが
リンチ監督本人のキャラ。


ツインピークスでは俳優としても
出ているので、
演技も楽しめます。

(本人のキャラが濃すぎて
本人にしか思えないが)




誠実さが滲み出ていて
理論派なんだけど、
ブッ飛んでいて、
勘で動いている。

私が世界で一番尊敬するヒト。
リンチ監督の講演です↓


おそらく、このリンチ監督の分身的存在が
ツインピークスのクーパー捜査官だと思う。



クーパー捜査官も

誠実で、理論派で、
でも、オカルトじみていて
ブッ飛んでいる。



しかも、それでわりと解決しているW





それがよくわかるのが
ツインピークスのこの場面↓

ちなみに、リンチ監督ですが、
インランド・エンパイア以降はネタ切れのため
音楽活動に移行してます。





新譜ももちろん聴いたんですが・・・



新譜↓



音楽的には『インランド・エンパイア』の
サントラのほうが上だと思う。



サントラの中の1曲↓

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なんかいろいろ言いましたが・・・

リンチ監督初心者は



TV版のツインピークスから入ると
入りやすいと思います。

なお、以下はマニアックなツイン・ピークス解説です

ネタバレを含むラストシーン解説

銀河系一マニアックな裏読み〜TPの中のネイティブ・アメリカンについて〜

裏読み講座〜丸太おばさんなど〜

書籍で読み解くシリーズその1<シークレット・ドクトリン>

書籍で読み解くシリーズその2<荒地>
(以下のリンクは隔週刊ツイン・ピークスの宣伝を含みます)

小ネタ講座

裏読み外伝小説

13話・14話解説

裏解説

うま解説

フクロウ解説
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☆リンチの長編映画作品だけどitunesで
ダウンロード版買えるようになったようだ。

ダウンロード版はこちらから↓





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