2012年12月27日木曜日

掃除本&整理本の変遷☆『捨てる技術』から断捨離経由でこんまりまで

えーと、そろそろ年末の大掃除に入らなければと
思っているのですが・・・

方針が立たないと、動きにくい。

いまは、掃除や整理の本もいろいろ出ていて・・・
それゆえに選択肢が出てくる。

自分の脳内だけでも
ザッとこれだけの選択肢が(汗

1)断捨離
2)ときめく・ときめかないで分ける(こんまり方法・こんまり本も実は読んだ)
3)アイゼンハワー方法(結局ここにおちつくのだが・・・)
http://ameblo.jp/prius-thankyou/entry-11072511476.html
4)アンチ断捨離(捨てない整理術系の本を中山庸子が出してた、
それも読んだが定数を決めるという半端なコンセプトだったよーな)
5)ドイツ式
6)アーミッシュの村みたいになんでも壁にかける(これはマニアックだな)
7)イギリス式(イギリス式がいまいちよくつかめないのだが・・・
シンメトリーに道具を飾ったりすればイギリスっぽいのか・・・?)
8)いっそのこと、断捨離がヨガベースなら
 インドのインテリア本を参考にする?
(インドのインテリア本、洋書で持っている。
インドのインテリアは断捨離を超えて、もともと物があまりないという感じだった
・・・でも、床にベタッとくつろげる感じが心地よさそうだし、デザインも可愛げがある)
9)やっぱコレクターっぽい感じがいいのか・・・http://riekonaito.blogspot.jp/2012/12/2.html
10)そういえば、断捨離本の前のブーム、
2000年のベストセラー『「捨てる」技術』の本に
実は第二弾があるんだが・・・あれはどうなんだろ?

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整理をする前に、
まずは整理術や掃除の本の整理、もしくは思考の整理を
したほうがいいなぁ。

まず1)の断捨離本だが、このムック本を見てみよう。


うーん、断捨離ってベースにある思想が
ヨガの道場なんだそうです。
たしかに、ヨガファイアー的な行為だよな。
自分は、やましたひでこさんが
ダルシムに見えるのよ。(おかしいかな?


煩悩を消すためにヨガファイアでゴーゴー燃やしてしまえ的な。


 
えーと、ヨガファイアで
すべてを燃やしてしまったあとのお部屋はこちらになります
 
 
しかし、『どうぶつの森』的な視点で眺めてみると
また全然違ったものが見えてくるのだよ・・・・ 「すれちがい通信」で
「断捨離後」みたいな部屋に
 遭遇したが、他の部屋と比較すると、ときめかないんだよなぁ。
   
ってか、どうぶつの森でも断捨離している人いるのか~

 
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  となると、断捨離ブーム後に「ときめき」という乙女キーワードを
 投入したこんまりはベストタイミングかもしれない。
 
  ヨガベースだと中高年中心にしか売れないが
 こんまりの容姿と「ときめき」で若年層にも「片づけ」が広まる。
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じゃあ、自分はこれまではどんな方法をとってきたかといえば
 海外モノの自己啓発本で覚えた「アイゼンハワー方法」です。
http://www.happy-genki.com/simple_hower.html

ただ、どうしても中間地点をつくってしまい(資料など)
一時保留の量が半端なく増えてきて、押し入れがカオスです。
うーん・・・でも、現在の仕事の区切りがつくまではいろいろ捨てられない。

押し入れの許容量が最大限に なるまでは
妥協した形で「中間地帯広めにアレンジした
アイゼンハワー方法」でいくかな。
そして、保留になった押入れ部分の片づけは春休みに回すとしよう。

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あと、断捨離を推進するとなると・・・ 対峙しなくてはいけなくなるのは
「コレクター魂」なんだよな。 断捨離のやましたひでこさんに
コレクター魂について
疑問をぶつけても「執着を棄てなさい」的な
ヨガファイア道場回答が返ってきそうなので、この本をおススメします。

この本は「コレクション魂」に上位・下位があることを指摘、
上位の魂なら大切にしろと教えてくれます。
 
*徹底的コレクタータイプ
*いいかげんコレクター
 *残念ながら捨てるタイプ
 *なんでも捨てるタイプ
 *ゴミの中で暮らすタイプ

にコレクター魂を分類し・・・

 「コレクションを系統立てたものにする」 「打ち切る」の2択を
提案してくれるこの本。 (まぁ、この打ち切るか打ち切らないかの
判断基準として「ときめき」を持ってきたのがこんまりの功績でもあるな)

 モノは幸せな気分にしてくれることがあるので
ヨガファイア的滅却断捨離より、いいかも・・・。

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ちなみに、ドミニック・ローホーの本は 禅と風水ベースなんで、海外ものなんだけど、かなり枯れている。 全部実践すると良い修行僧になれる。

日本に留学してそのまま出家したフランス人尼さんみたいになれる。
  断捨離よりさらに枯れている。 
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 そ・し・て・・・やりすぎると
このゾーンに突入できる。
 クリエイティブディレクター可士和さんの仕事場。 名付けてKASHIWAゾーンだ!!
 
 
この本に収録されているのだが、確かにマジで真似できない。
髪の毛1本落ちてることも許されないだろう。
 
なんかもう、ここまでくると神経症的な世界観を感じるのは自分だけ?
 この職場に入るときの採用基準は「几帳面かどうか」だそうです。

うーん、この会社の面接に
この人たちを派遣して秩序を破壊して欲しい。
可士和、爆発!! そこから真のクリエイター魂に火が・・・
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  えー、いったんカオスの渦に巻き込まれましたが・・・ なんというか・・・

掃除系整理系の本にも流行があって・・・
 それは自己啓発ジャンルと密接に絡み合っているような気がするのだ。
  自己啓発ジャンルの元祖はここに説明してあるよ。ニューソートについて。 http://riekonaito.blogspot.jp/2012/06/blog-post_09.html

あと、スピリチュアルブームも多いに関連していると思うのよ。

江原ブームの周辺には、スピリチュアル→魂の浄化→掃除したら良い
という流れの本があった。

結果的にそれが異ジャンルの「風水」と結びついたり
「掃除したら、こんなご利益が」みたいな 信仰のようなものになってきた。

ブーム最高潮になると「掃除したあとに流して空間を浄化する音のCD」付き の本
とか出てたな。 実は、こんまりもこんまりセレクション「おそうじCD」を出しているのだ。

しかし、彼女の場合はスピリチュアリズムを後方に隠して
「ときめき」「乙女パワー」を前面に出して
スピリチュアリズム色を薄めたことで 受け入れやすいものにしたんだな。

よくよく読むと、彼女が「巫女さんのバイト」をしており
彼女に「片づけの神」が降臨していることが読み取れ
(片づけについて考えすぎて失神エピソード等)
シャーマンのように 片づけを遂行している感じがするのだが
・・・ 彼女の場合はスピリチュアリズム色を隠し味にしかしていないので
安心して読める。

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そうそう、思い出した。こんまりの前にあるのは トメさんの『スッキリ!』だよ。
トメさんの『スッキリ!』と『キッパリ!』も ベースにあるのはニューソートだよなぁ。

ただ、それをゆる系の漫画にしたのが新しかった。
厳密には掃除本ではないが、掃除・整理ネタ多かったので
この本も取り上げました。
しかし、第三弾の『みんなのスッキリ!』で
読者投稿からネタ拾った本は前作と被りすぎで 読んでて辛かった。

http://www.amazon.co.jp/%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%AA-%E4%B8%8A%E5%A4%A7%E5%B2%A1-%E3%83%88%E3%83%A1/dp/4344012771/ref=sr_1_8?ie=UTF8&qid=1356580188&sr=8-8

「あー、みんな、人間ってこんなチマチマした気分転換しながら 生きていたんだな、誰でも」
という謎の共有感があったが。

あと、前作2作品がベストセラーでも第三弾まで
引っ張ったらオワコンになるな、とちょっと思った。

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ベストセラー引っ張り系といえば、
「捨てる」技術2「暮らす!」技術だ!!

2000年に「捨てる」技術が100万部突破したので
2001年には続編が出ているのだ!!

しかし、これ、著者の揺れる想いを体中に感じる本だ。



捨てろという技術を提案したら大ヒットした→
続編を書くことに →じゃあ、捨てたあとに「いかに暮らすか」書こう
→「買う」ことも肯定しよう
衝動買いや、新しいものを買う喜びも大切に暮らしたいよね
→あれ?そしたら前作と矛盾していないか?
→いえ、矛盾してませんよ。 大切なのは取捨選択です
→またモノが溜まれば、前作を読んでね

という永久ループを感じるのだが・・・・
(そして、その後、日本全体がこのループにはまりこむ)

一番??なのはP171の「カワイイものを追い出す」という提案だ・・・。

著者はどうもカワイイものが苦手らしい。 これ、たんなる著者の好みだ。
しかし、この 「捨てる」技術2「暮らす!」技術という本の挿絵は
おもいっきりカワイイ系です。
挿絵を追い出さなかったのが謎。

ってか、カワイイものに囲まれて暮らすの楽しいと思うが。
きゃりーぱみゅぱみゅのお部屋は逆に 「かわいいものしか置かないコンセプト」
だったような気がする。 断捨離のやましたひでこさんや
『捨てる技術』の辰巳さんを
きゃりーぱみゅぱみゅの部屋に招く企画本を
出したら凄い面白いと思うんだよね・・・。
そしてヨガファイアまくるやましたひでこ&カワイイ排斥派の辰巳タッグ
VSファッションモンスターきゃりーぱみゅぱみゅの対戦が観たい!
年末のK-1観戦として。(カタヅケ・グランプリ)

一方、 こんまりときゃりぱみゅは気が合いそうだ。
「全部ときめきますね」で解決しそうなんで。

うーん、こうなれば

やました&辰巳 VSこんまり&きゃりぱみゅ

の対戦となるか・・・?
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つまりまとめると、こうだ。

1980年代:買うことで自分探し開始
2000年代:捨てることで自分探し開始

スピリチュアルブームと融合するが
スピリチュアルブームが終焉し、迷走。

そこに、ヨガベースの断捨離投入。 ヨガファイア。

もっといくと可士和ゾーン。

現在:みんながヨガ道場みたいな
煩悩滅却型になったら いったい消費社会はどうなるんだ?景気は?

ここに出てきた「ときめき乙女 こんまり」
↑やはりこの流れ正解

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だ って、断捨離で一番得したのは、印税やセミナーで稼いだ
やましたひでこ氏であって
損しているのは新商品に付加価値を付けてモノを売る各企業だ!

「ときめき」という言葉でモノの価値を救って
くれた救世主がこんまり乙女なのよ。

ぼのぼのあたりでも、モノの付加価値について
疑問が投げかけられていたが・・・
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/11/blog-post_5.html

ここでモノに意味ないだろ!と目が覚めちゃったら・・・経済オワタになるので
「ときめき」の魔法があったほうが
面白い社会になると思います。

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そういえば、一時期、赤文字系も断捨離ブームに乗っていたが、
あれは何だったのか?!自分で自分の首を絞めていただけのような。

日本全体が人とモノの関わりについて
揺れる想いを体中に感じている。

なにか決定的な付加価値を付けないとモノは売れなくなってきた。
シンプルライフなら、ヒートテックを5枚持っていれば 一冬越せますもん。

そこで、「モテ」「焼肉」「社会人彼氏」など付加価値も 迷走しはじめている。
迷走:http://riekonaito.blogspot.jp/2012/12/21.html

断捨離の思想が流行してから
意味もなく光るビジュー付きニットを売るのは至難の業だ。
そこで「通学服にビジューを投入すると、飲み会でダブルチヤホヤ」という
むちゃくちゃなキャッチコピーが・・・

そんなこんなで、そろそろアンチ断捨離本でるかな?

と思ったら、テレビブロスにアンチ断捨離特集出たらしい←イマココ
(後日確認したところ、雑誌FRAUの年末号もアンチ断捨離だったようだ)

そして、ananはお掃除企画記事を
イケメンお掃除サービスの広告や
ルンバの広告と両立させるという至難のワザをやってのけている。
詳しくはココ:http://riekonaito.blogspot.jp/2012/12/anan20121212.html

うーん、いまの結論としては
「チーム解散。あとは好きに生きてくれ」だな。
(クレヨンしんちゃん―モーレツ!収納帝国の逆襲―という映画をつくってくれ)

現在・・・
モノと人との関わり方の
選択肢は無限にある。

実は、すでに、この結論は絵本『バーバパパ』で出ていたのだ。
(以下の画像は『住まい15章』学術図書出版より)


ただ、絵本だから、整理や掃除の思想と結びついていなかっただけ。

いまは、もうバーバパパの時代。
個人が好きなモノと好きな分量だけ好きな関わりかたをすれば良し。

そして、自分とモノとの関わり方をいったん箱庭型にして考えて・・・
俯瞰で眺め、「あ、自分の理想はこうなんだな」と気づき
その生活を「理想」として生きていく
「きっかけ」になるのが 「どうぶつの森」なんだ。
 
そして、私の理想はこれなんだな。↓というわけで、理想の部屋を夢見てがんばりたいです。
とはいえ、まだ経済的にこれは実現不可能なので、
取り急ぎ、上記の部屋を理想のイメージとして、
現実の整理・掃除・収納に励みたいと思います。
好きなものや、混沌も残しつつ、アイゼンハワーで( ^ω^ )
ヨガファイアまではしない感じで(^o^)/
というわけで、これから年末の大掃除してきます。

当記事には続編もあります
【理恵子のお片付けダイアリー:1】
http://riekonaito.blogspot.jp/2013/01/129.html
【理恵子のお片付けダイアリー:2】
http://riekonaito.blogspot.jp/2013/02/blog-post.html
【理恵子のお片付けダイアリー:3】
http://riekonaito.blogspot.jp/2013/02/blog-post_2.html
【理恵子のお片付けダイアリー:4】
http://riekonaito.blogspot.jp/2013/02/blog-post_3.html
【理恵子のお片付けダイアリー:5】
http://riekonaito.blogspot.jp/2013/02/blog-post_4.html

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