2013年1月17日木曜日

古今東西の女優さんでオカッパ考察【オカッパ部その3】

オカッパ部の活動ですが、
部長が「オカッパ」と「ボブ」の境界線を見出したようなので
それは部長に任せるとして・・・

顧問の私は
今回「和・洋 女優さんのオカッパ史」
を考察してまいりたいと思います。

前回からの流れでいきますと

http://riekonaito.blogspot.jp/2013/01/blog-post_3836.html

やはり「和」から入るべきかと・・・

ちなみにパーマネント普及後は
切りっぱなしのオカッパにしている女優さんがレアなので
ゆえに国産パーマネント機普及以前の
戦前の女優さんを狙い撃ちするしかなさそうです。

http://riekonaito.blogspot.jp/2012/05/blog-post_12.html
↑これらのスチール集を参考にしました。

えーと、オカッパ映画女優の元祖的な人はこの人あたりかなぁ・・・
昭和2年デビューの龍田静枝

ただ、この人の場合、
途中からモミアゲ部分が最大化戦略に・・・!

しかもモミアゲが長方形・・・・・?!
どうしてこのような変形をされたかはわかりませんが
たぶんオカッパにも試行錯誤の時代が
あったことはわかりますね。


えーと、なぜ静枝さんが貴重かといいますと
昭和5年から「断髪にウェーブ付ける」「つけ髷」が
流行しはじめるので・・・

昭和2年デビューの静枝さんは
ウェーブ普及前の切りっぱなしオカッパを
実践した時代の貴重な映画女優ということになります!

その後、「この頃を舞台にした映画」を撮影する際に
当時の髪型を真似してオカッパで演じる
女優さんも出てきますがね~
(以下は私は以前雑誌のコラムに描いたイラスト)
 
あと、東洋の美としてのオカッパを
確立したこの人を忘れちゃいけない・・・
 
山口小夜子さんです
 
緒川たまき様はこのあたりのレトロな
映画女優のオカッパをあえて
実践したことで、オサレなサブカル層のハートを
鷲づかみにしたのでは・・・?

 乱歩地獄のパンフより

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なお・・・
海外の女優さんになりますと・・・
もともとウェーブ付いている髪の人が多いので
オカッパはレアになってきます。
オードリーの『ローマの休日』での
断髪が昭和28年かな。オードリーも、断髪したけど
ウェーブあてて後ろにまとめているからねぇ~
(日本の女性もオードリー真似したらしいね)

と、なると、ストレートヘアでオカッパ実践してた人って
この人かなぁ。
ツイッギー。

この人の来日は昭和42年。
一応オカッパなんだけど、
ツイッギーは後ろに髪を撫でつけたスタイルが
主流だったような。
この人、もともとサスーンのカットモデルだから
斬新な髪型を提示できたんだろね。



↑引用元の本は以下

そして・・・もう海外の話題だし、
昭和で数えるのやめようW
西暦で数えようW

オカッパブームを映画界で巻き起こしたのは
「リュックベッソンは個人的にオカッパフェチ事件」だったと思います!

ベッソン氏、異常なほどのオカッパフェチ。

もともと、『フィフス・エレメント』を撮影するために
『レオン』で製作費を稼ぐべく
即席で『レオン』をつくったベッソンですが・・・

彼は『レオン』でも『フィフス・エレメント』でも
オカッパヒロインを採用!




そそそそして・・・・

究極のオカッパフェチを感じたのは
『WASABI』だっ


広末の髪型がオカッパかどうなのかは
議論が分かれるところだと思いますが・・・

ベッソンのスッピン×オカッパ
のフェチぶりは凄い。

ミラ・ジョボビッチはメイクしているときにオーディション受けて
ダメで、すっぴんでホテルのロビーうろうろしていて
再度役をGETしたエピソードありますからねぇ・・・
ベッソン根っからのフェチ。

ベッソン発信のオカッパブームのせいなのかどうなのか
わかりませんが、オカッパは
海外の映画でも一種のキャラとして
認識されているような気がします。

これはベッソンではないけれど・・・・・・・・映画『TIME』の
ヒロインのオカッパはデザインも質感も良かったと思います。
近未来の設定で、オカッパヒロインが出てくるということは
オカッパがレトロでもあり近未来的でもあるという
ことなのかな・・・?
映画『TIME』のヒロイン

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んで、洋物のオカッパから
何を学べるか?といいますと
「襟足の処理」と「オンとオフの切り替え」だと思います。

日本人の髪の場合、直毛とか太い毛の場合が多く、
オカッパにして後ろ部分を刈り上げると

「カリアゲ君」「後ろだけチクチク」

になってしまう問題が出てくるのですね。

というか、これは自分でやってしまったことが。

私の場合は、自然にしておくとパーマかけたみたいな
癖毛になるので、オカッパにするとなると
ストパーをかけることになる。
ストパーをかけて後ろ刈り上げにすると
チクチクしてかなわん!
チクチクした部分が
少し伸びてくると処理がわからん。

そこらへんをうまくクリアしているのが
『アンナ・オズ』のシャルロットゲンズブールと
『アメリ』のオドレィさんだと思います。

両者とも、後ろは刈り上げにしているようで
していない。しかもヨーロッパ系の人たちは
ふわっとした髪質なので、後ろの短い部分も
ゴワゴワになるようでならない。

『アンナ・オズ』のシャルロットのオカッパは秀逸なのよ!
長さ・襟足の処理、シノワズリーな服装との組み合わせ、
どれもオカッパの魅力を最大限に引き出している。

シーンによって、襟足の処理が違うW
襟足を富士山型に長く残しているシーンもあるけど
最後はここらへんで落ち着く。
この映画、シャルロットが一人2役やっているので
微妙にアレンジしている可能性もあるけど。

この映画はオカッパのシャルロット鑑賞のためだけに観てもOK!

そして、襟足の処理の秀逸さと言えば『アメリ』よ。

まとめ髪にできる範囲に伸ばしておき
一見、ロングのまとめ髪に見せることができる。
(働く時など、すっきり見せることができて便利)


で、プライベートなときは
オカッパにする。



オカッパのオン・オフのアレンジの
仕方を研究するためだけでも『アメリ』をおすすめしたい!

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