2013年1月3日木曜日

【JBとの対談シリーズ】ワレワレはいかにしてサブカル系になったのか?

<左:ワタクシ(非常勤講師)33歳・女性>
<右:ワタクシの幼稚園の同期のJB(ドッグトレーナー)33歳・女性>
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JB:なんだか、ついこの前、90年代生まれの新世代について対談した
ムック本も出たりして盛り上がっているみたいだね。
 
私:旧世代のサブカルVS新世代サブカルは
面白い企画だよね。
ってか、そもそも、我々はなぜサブカル寄りになったんだろうか・・・
 
ちなみに、JBと私は微妙に守備範囲が違うんだな。
 
私の場合、守備範囲が「アニメ」「ゲーム」
「オサレカルチャー雑誌」「ロック」「映画」
だが・・・
JBの場合、守備範囲は「プラモ」「改造車(ホンモノの)」
「ゲーム」「アニメ」とかだよな・・・
基本は体育会系だし。
 
ちなみに被っている範囲は
「女神転生」と「ウテナ」「まど☆マギ」
実は共通の趣味は多くないぞW
「ゲーム」もJBの主軸はノベルゲーで
私は須田ゲーとかパンクMIX系が好きなんだな。
 
JB:そういえば、そうだな。被ってるのは、あと「犬」くらいか?
 
私:今回はサブカルの話だから、今回、犬は置いておこう。
実は、いままで気付かなかったが、自分がサブカルに憧れたのは
JBの影響かもしれない・・・・
 
JB:エッ!いつ?!
 
私:いやー、JBは幼稚園のとき、キンケシ持ってただろー?!
 
注)キンケシはこういうものです
 
JB:昔すぎるよ!
 
私:その時に猛烈に嫉妬したんだ・・・。
 
JB:なにに嫉妬してんだよ!嫉妬するポイントが全くわからん!
 
私:いや、キンケシの話題で男子と対等に話をしている
JBが眩しくてね・・・
男子と対等にサッカーもできるし、キンケシ持っているし
髪の三つ編みがダントツに一番長かったし
羨ましい要素満載だったんだな。

うちは漫画(学研の学習漫画はOKだった)も禁止だったし、
キンケシなんぞ買ってもらえるはずもなく、
羨ましくてしかたなかったのだよ。

当時、自分は人生で一番女子力が高かった時期
だったので、(以下リンク参照)
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/09/blog-post_3213.html
女子として男子と仲良くはしてもらえた記憶はある。

ただ、JBの場合、女子の国の住人なのに
男子の国で対等に仲良くしている感が新鮮だった。
そんでもって「いいのか?あの線を踏み越えても?男子の国で
遊んでいる女子がいるがいいのか?」とも思っていた。
(当時の思いはモヤモヤしていたが、やっと言語化した)
JBの場合、「オタク系寄りの兄」という存在がいたため
境界線を踏み越えるのは簡単だったと思うのだが・・・。

一方、その後も、私のマンガ買ってもらえない、
ゲーム買ってもらえないという「飢え」は続いたのだった。

うちの親世代くらいだと「サブカル=悪」という
意識がまだあったと思う。

文学系の本は買ってもらえたので、児童文学やら
シャーロックホームズやら読むんだが
それは「読むと周囲に褒めてもらえるから」であって
いま本音を言うと、ホントに読みたいのは漫画だった。
ダメと言われると余計に読みたかった。

しかも少女漫画は絶対に禁止だった。
(性に目覚めるといけないので、親に
絶対に読んではダメと言われていた)

ただ、『美味しんぼ』は家の飲食店に全巻揃っていたので
暗記するくらい読んでたな。小ネタも覚えている・・・。
副部長のネギマ事件とか「豆腐と水」とか、鍋焼きうどんとか。

そんなこんなで飢えていたのだ。サブカルに。
小学生になると、JBの家に「スーパーマリオブラザーズ」があった!
これもむちゃくちゃ羨ましかった。
 
だから、自分にも取引する権利が欲しかったんだよ。
***をしたら、文句も言われないくらい
がんばった証だから
代わりに***を買って!と頼めるはずなんだ。

それが中学受験第一志望合格だ!
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/10/6.html

JB:話が長いよ!
ってか、中学受験のモチベがおかしいよ!

私:でも合格後も親がファミコン買ってくれそうにないので
「私立中学ではパソコン学習が必要だ!」と説得したのだよW
ほんとは必要ないけど・・・。

それで、歴史学習のためといって
KOEIのシミュレーションのPC版をGET。

JB: もうサブカル好きというよりは
サブカルの怨霊じゃないか・・・。

私:その後、中学でも成績は高めキープし、
スーファミをGET、スーファミをGETしたとたんに
モチベが下がり、成績も下がったという・・・。
なんというか、ハングリー精神って大切だよね☆

しかし、その後、スーファミGETが嬉しすぎて
オタク趣味を堂々とひけらかし、
学校で浮き、オサレ系に白眼視される。
(もともとKYなのもあるが)
その反動でオサレ系の雑誌を読みはじめたり
ロックを聴いたり、それでまた面白そうなゲームがでたりすると
そっちもチェックしなくちゃいけないし、永久ループだわな。

しかし、「少女漫画だけは絶対にNG」というのは
ずっと刷り込まれていて・・・
「少年漫画だったらいいだろう」と思って
弁当代を浮かせて少年サンデー買い始めるのだが、
その後、刺激を求めて10代でヤンジャンを読むように。
ついでにヤンジャンの巻頭のアイドルのグラビアもチェックするから
オッサンのような女子高生に・・・。

JB:おかしいよ、その流れ・・・。

私:しかし、オタク趣味を隠そうとしなかったのは
近所のJBが幼児期から堂々とオタクをやっていたからなんだ。
身近に堂々としたオタク趣味のJBがいたので
「隠すもの」という感覚がつかめないまま
学校にドラクエ手帳や
「ときめきメモリアル初回限定バインダー」を
持っていき、とんでもないことに・・・。

さすがにJBがバーチャロンの専用のコントローラーを「素」のまま
自転車のカゴに入れて家に遊びにきたのはヒいたが・・・。

私の場合は、そんなこんなで神経が麻痺していたせいで
よくわからなくなっていたのだが・・・
われわれ世代は基本的に、
オタク趣味は隠すものだったし、
バレたら最後、スクールカーストから弾かれる
危機感みたいなものがあった。
(振り返ってみて、思い出すとそんな空気だった)

第三世代と第四世代の違い↓
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/05/blog-post.html

でも、新世代のオタクはネットで同じ趣味の人と出会えるし
バレても「なんだお前もかW」程度で済むので気楽なところあるよね。
マラソン選手がアニメグッズの前でインタビューを受けてたり。

たぶん、昔も「オタク趣味面白そう」と
ひっそり思ってた人はきっといたんだよなぁ~
ただ、小室ファミリー的なものがイケているという空気の中で
オタクはダサさの象徴のようなものになっていた。

それが日本のアニメが海外でクールと評価されると
小室ファミリー的な人までアニメゲームの面白さを評価しはじめ、
留めは『ワンピース』ブームだよ。
『忍空』あたりまでは少年ジャンプ系でも
オタク文化だったような気がするんだよね。

いまの『ワンピース』の精神性はヤンキー漫画的であって
オタク文化じゃないんだけど、一般ピープルから見ると
アニメや漫画が一般にウケている・・・ということになって
相乗効果で他のアニメも一般化したんだと思う。
ヤンキー漫画を愛でる層とオタク文化の垣根を壊したという
面で『ワンピース』の影響はデカいと思う。

にしても、JBは幼児期からキンケシを持っているだけでも
憧れのオタクだったのに、いまでは
なんか凄い方向性まで極めているよね・・・。
女子であそこまで模型作れる人他に知らないっす・・・。
というか、もう模型女子とかの問題ではなく、
男女関係なくあそこまで極めている人は他に知らないよ。
せっかくなんで、模型の写真ここに載せたらいかがでしょうか?

JB:よし、載せよう。
解説文もメールします。

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私:もはや何のページだか
よくわからなくなってきましたが・・・・

以下の画像はJBの作ったプラモ群です。

33歳女子の部屋には
ぜったい見えんぞこれは・・・。

ラカンの精神分析
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/09/a.html
をも超越しているような・・・。

JB:ここまで来たら、究極の粋人を目指したい。

私:ほええええ。
 


 
 
☆以下はJBから送られてきた解説文ナリ
もはや、サブカル系を超越しているので
海洋堂に就職したらいいやん・・・

一枚目と二枚目・・・部屋の棚の中央に鎮座するプラモとミニ四駆達。
フレームに入りきらないので左右を2枚に分けて撮影。
主なジャンルはガンダム、ZOIDS、EVAシリーズ、
他にもバーチャロン、エステバリス(機動戦艦ナデシコ)、
ボトムズ(青の騎士シリーズ)ダンバイン、プラクション(魔神英雄伝ワタルより)etc...
ファイブスターのMHも載っているが、
実は完成品も混じっているので総てを組んだというワケではない。
一番力を入れていたのがZOIDSとEVAだろうか。
パテ埋め・サフ吹き・エッジの削りだし・フル塗装等プラモ製作の基本行程は
ほぼ実施。EVA零号機の槍など先端削りまくってトキントキン(名古屋弁?)だ!!
聞き覚えの無い作品はググレカレー。
なお、他の棚は主にマンガとゲーム攻略本。マトモな書籍はまず無いと思っていい。


三枚目・・・作業机(兼勉強机)
カオス空間と化し現在はほぼ凍結状態。
いつの頃からか深く深く青にこだわるようになったので、
それっぽいのばかりを机に飾るようになっている。
ただし、例外も存在するが(製作途中の1/60ガンダム、トップをねらえ!の
超合金ガンバスターなど)
細かく陳列されたフィギュアたちの上にはおびただしい量のアニメCDがズラリ。
絶版のレアモノもあったりなかったり。


四枚目・・・お気に入りミニ四駆たち。
棚に陳列された珠玉の作品たちから厳選チョイス。
改造の手間とパーツ代はかかった時間と出費を数えるのを諦めるほど。
細かく解説すると

【後列左から1台目と2台目】
超レアなミニ四駆・「ポセイドンX」とそのブラックVer.
何年か前に再販はされたが、製作した当時は超プレミア価格。
そのレアさ故、あえてほぼ素組み(改造ナシ)

【後列左から3台目】
マニアックなミニ四駆「デザートゴーレム」
オリジナルカラーに染めるのにこだわっていた頃の一品。
レッドとシルバーに塗るとウルトラマンカラーになってしまうことに、
塗り終わるまで気付かなかった・・・。
中央の穴をくり抜いてLEDを取り付けたが、近年予めくり抜かれたVer.が
発売されたり色々残念だが改造魂熱き頃の円熟期に於ける一台。

【後列左から4台目】
改造熱から少し醒めたの一品「ダイナホークGX」。
実は生産数が少なく、ヘタな限定品よりもプレミア価格がついている。
ボディカラーをシルバーでエアブラシ塗装し、ステッカーを
貼っただけだがとてもスッキリ仕上がっているのがお気に入り。
あの頃のエアブラシ塗装は多分一番上手かったかも・・・。

【前列左から1台目】
愛するブルーでメッキ塗装されたVer.の「アバンテX」。
ひたすら「限定品」にこだわり、ボディからシャーシから
ほとんどのパーツが限定品で仕上げた高級仕様。
定価でもかなりの合計金額だが、現在のプレミア価格からすると・・・計算する気が失せる。

【前列左から2台目】
改造熱最高潮の頃の一品「ブロッケンGブラックスペシャル」。
恐るべきは極限まで肉抜きされたボディ。
ミニ四駆改造本を参考にしているが多分それ以上にスカスカなボディ。
やり過ぎて実は一部破損している・・・。
ゴテゴテ感がお気に入りなのと、かかった手間暇から思い入れの強い一台。

【前列左から3台目】
製作した時から今に至るまで一番のお気に入り「マックスブレイカー」。
ボディを真っ青にエアブラシ塗装し、限定品の青いパーツとステッカーで仕上げた。
実はボディの一部とステッカーは兄弟機「シャドウブレイカー」から流用なので、
厳密には2台分のパーツから成っている。
キャノピーはなんと筆塗り。自分で塗ったとは思えぬ仕上がり。

【前列左から4台目】
「マックスブレイカー」完成までは一番のお気に入りだった「ビートマグナム」。
初めて猛烈な改造を施した記念すべき一品。
手間暇とパーツ代はコレが一番かかっている。手直しした回数も多分ダントツ。
塗装は全て筆塗りだが、エアブラシと比較しても遜色ない。
 
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JB:ついでに、改造車の画像も送ります。
 
私:JBの走り屋ネタも聞いたけど、自分にはよくわからないので割愛します。
画像は載せます。
 
 

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