2013年3月14日木曜日

現代日本における「祭り」とは??

昨日のこの記事
http://riekonaito.blogspot.jp/2013/03/3anan2010310.html
・・・・・・・・では神社衰退→パワスポブームで盛り返す
という流れを書きました。

・・・が、一方で、「祭り」は
神社や地域の範疇を超えた
ものになりつつある。

そこで、まいどおなじみの本ブログのゲスト
JBさんをお招きしております。

JB:今度は祭りか!

私:しかし、JBは100人力だな・・・。
アトラス、犬、ブラック企業、オトナ談義、友達について・・・
などなど、なんでもネタ持ってるね。
今回はJBがイベント会社に勤務していた時に
「祭り」に関わっているだろうと思い、お呼びしました。

JB:たしかに、関わった。
いろいろな祭に関わって、結論から言えることは・・・

私:言えることは・・・?

JB:餅投げが一番盛り上がる!!!
**城の餅投げだよ。
私は餅投げの横で抽選会をやっていた。
景品はガスコンロとかだ。

私:ガスコンロで餅を焼けという意味なのかな?
にしても、やっぱ、
人間って食べ物投げる→拾うって行為が一番楽しいのか?

子供の頃は、結婚式が近所であると「菓子投げ」があったから
行った覚えがあるけど、さすがに最近見ないな。
菓子だと、袋破れたり、破損の心配があるけど、餅なら丈夫だし
かといって危険すぎずに、ちょうどいいのかもしれないね。

JB:ってか、どんなイベントも原点は「祭り」だと思うよ。
そして、イベント会社はさまざまな「祭り」に関わる。

あー、祭りといえば、***市の姫行列だが・・・
あれ、牛車はUターンできないので
私は、帰り道に自動車で送る役割だったW
行列は一方通行だからね・・・。

私:あっ、そういう細かいところをイベント会社に委託するのか。
主催は地元の商工会?

 JB:姫役は一般公募のOL、足軽は商工会のおじさん、主催は市だろうね。
いまどき、祭も地元だけじゃできないよ。

私:そうだよね。かつては葬式も地元のムラの組で行っていたけど、
途中から労力のかかる部分をアウトソーシングするようになって、
いまは業者主体な感じ。
祭りも、外部業者さんに頼らざるをえないよね。
ムラだけで回していく祭は、よほど地元の結束が固い地域だと思う。

JB:某世界規模のイベントでも仕事したぞ!

私:おお、あの愛知**ですね!

JB:ステージ出演管理してた。

私:すごいじゃん。テンパる人いた?

JB:テンパらない出演者なぞおらん!
出番終わると倒れたりとか、夏によくありました。

私:大変だなぁ・・・

=========================

・・・・と、このように、「祭り」も地域の枠組みを越えて
「観光要素」や「業者」の手が入っているようです。

ここらへんについては、
現代人の宗教 (有斐閣Sシリーズ)
のP57~
がわかりやすい。

1)神社のあり方は変わったけれど
http://riekonaito.blogspot.jp/2013/03/3anan2010310.html
祭りは盛り上がっている。

2)「伝統的祭りの復興」「観光」「市町村」「商工会主導」など
多種多様である。

3)観光化されるとTV放映が待っている。
神社・祭りが神、地域を象徴的に具現化する

4)地域社会解体のなかで、
再活性化、統合を目指し
「イベント性」を強めた形で盛んになっているのが
今日の祭りである。(注:すべてがそうとも限らないが)
<<コメント:やはり元イベント会社勤務のJBに話を聞いたのは正解だ!>>


5)いまの祭りを分類するとこうだ↓

*祭り保存会(地元中心)
*振興会をつくり維持している伝統保存型(企業を取り込む)
*行政組織主体
*住民主導

企業を取り込むと何が起こるか?
派手になり、神の名は後ろに隠れ、
オルギー(喧騒な祭り)に取り込まれる。

行政主体の場合、政教分離の原則になり、神が排除される。
しかし、神霊抜きのイベントってなかなか苦しい。
連帯感の昂揚を目的にすり替えるが、シンボルが無いと苦しいのだ。

<私のコメント>=============
行政主導の場合、政教分離でシンボルとして
神霊は掲げられない・・・でも、シンボルが無いと苦しい・・・
ゆえに、新たなイベントを追い求める
→何か面白い企画をイベント会社に委託
→JBが餅投げの横で抽選会を仕切る・・・ということになる。
エコイベントも、
政教分離で神をシンボルにできない
→アニミズム的な要素を中心に・・・
・・・という側面があるかもしれない。

また、この本では触れられていないけど、
「YOSAKOIソーラン祭」のような若者や学生主導のものもあるよね??

1992年に北大の学生が企画、商標登録を行い、
高知県のよさこいと北海道のソーラン節をミックスして創ったもの。

祭祀対象が無いが、連帯感を求める。スポンサーを付ける。
(動画見るとニトリですね)
このようなイベントを学生が考えたってことが面白い。
経済効果が生まれれば、祭祀対象はなくても
「なんとなくお祭り」として成立することはする。

一方、祭り保存会や伝統保存型、住民主導の場合も
珍しい要素や盛り上がりがあれば、
観光客を呼べることになる。


「珍しい」
「懐かしい雰囲気」
「神秘的」
・・・・・これらの要素でじゅうぶんに観光客を呼べる。
(地元の人たちは、いまも信仰を大切にしている場合があると思うけど
観光客で信仰ゆえに祭りに来る人は少ないと思う)

都会で生まれ育った人が祭りに行くっていうのには
「ふるさと共同幻想」を味わうためってのもある。

注)ふるさと共同幻想イメージ↓





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