2013年4月14日日曜日

ジル・ドゥルーズ『ニーチェと哲学』×「私が中一の時に書いた世界一めんどくさいサイン」・・・・・と鷹の爪でニーチェの「永遠回帰」の概念を説明

ニーチェをやるたびにブチ当たる問題が・・・

「超人」「永遠回帰」の概念の説明が難しすぎる。

ってか、「ニーチェ自身、なんとなくイメージで語ってない?・涙」
「ニーチェ本人、発狂して死んでいるんだから、触れないほうがいいのでは・涙」

・・・・とめげそうになるのだが・・・

それでも、去年は超人をアイドルで説明するという力技をやり・・・
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/11/freecell-12-20121031.html

「永遠回帰」は高橋葉介のマンガで説明しました。
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/05/blog-post_8565.html

しかし、このマンガ、「永遠回帰」にプラスアルファして
ユングの「シャドウ」の要素もたぶん入っているので
「永遠回帰そのものの説明」というわけではない。
1人の人間の裏と表が永遠に再生し、
2人の人間になって永遠回帰という
めちゃくちゃトリッキーなマンガなので
(高橋葉介はたぶん天才マンガ家)
ニーチェの思想の応用編という感じで読んだ方がいいかも。

高橋先生のマンガはトリッキーすぎるので、今回は
私の「中学一年で考えた世界一めんどくさいサイン」で
ニーチェの永遠回帰を説明します。

正直、「中一の時に考えたサイン」って黒歴史なんですがWW
これ、意外に
「永遠回帰」を説明するのにビンゴな素材なのよW

















私は内藤理恵子として生まれる前にも、内藤理恵子として
まったく同じ人生を生きて、また一からやり直して、
内藤理恵子という人生の
挫折、努力、一時停止を経験、同じ場所同じ森に行き、
そして人生の山に登り、降りる・・・

んで、また一から同じことを繰り返す。

この環がニーチェのいう
「永遠回帰」なんですよ。

そんなの証明できるのか?

そして、その意図するところをどう解釈すればいいのか??

それについて、書かれた本は2冊思い当ります。
ドゥルーズとバシュラールです。

一度に2冊紹介はキツいので、
今日はドゥルーズの紹介からいこうと思います。



このドゥルーズの本のニーチェ解説ですが
P49~に「永遠回帰のための諸帰結」という章があります。

1)ニーチェの言葉:「宇宙のカオスなるものは、循環の観念とは矛盾しない」

2)プラトンにとってはカオスと循環は矛盾した。

3)ソクラテス以前は、ヘラクレイトスのみがカオスと循環は矛盾しないと説いた
http://kotobank.jp/word/%E3%83%98%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%B9

ドゥルーズはマジで鋭いなぁ。たしかに、万物は流転する・・・の
ヘラクレイトスだけ矛盾しないよ!!

4)ニーチェが自分の「永遠回帰」と
パスカルhttp://riekonaito.blogspot.jp/2012/04/blog-post_05.html
の「賭け」を対比させていることに触れている。

パスカルの賭け:http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D1%A5%B9%A5%AB%A5%EB%A4%CE%C5%D2%A4%B1

パスカルは信仰を賭けにしちゃってて・・・
「神様がいると思ったほうが得じゃん」というそこに行き着いた。
(実は遠藤周作も同じスタンス。エッセイで読んだ)

5)勝つか負けるかという二項対立にしちゃっている
パスカルの賭けの「器の小ささ」をふまえて、
ニーチェの永遠回帰に触れると
そのスケールのデカさがわかる。

あらゆる苦悩、あらゆる偶然、あらゆるモノが永久リピートしても
肯定する超人の姿勢。

これはすべての偶然を肯定するという姿勢になる。

その姿勢を示すための「永遠回帰」というモデルなのです。

私が思うに、ニーチェはサロメさんに相手にされなくて
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/11/hf.html
おかしくなりそうだった、

そしてこんな気持ちだったと思う↓
(スマホで再生できない場合はPCで見てね)


そこで、サロメと出会った偶然も、必然だったんだ!!

すべては運命だったんです!

と全肯定するための「永遠回帰」!!
それくらいスケールをデカくしないと乗り越えられなかった失恋。

すごいな、ニーチェ。


痛すぎるよ、ニーチェくん。
壮大なる失恋の詩=ツァラトゥストラでもある。


鷹の爪の「怪人メモリアル」のようだ。
デラックスファイターの「バトルラブ」的な
存在が『ツァラトゥストラ』ね・・・。
(以下、鷹の爪の動画、スマホで再生できない場合はPCで見てね)


でも、ニーチェが失恋を乗り越えるために書いたものは
パスカルの思想を超えたし、
キリスト教の価値観をひっくり返した。
(私はキリスト教の価値観をちゃぶ台返ししたのは、
個人的に、ニーチェではなく
諸星大二郎のマンガ「恐るべき丘」だと思っているが・・・)

今回のドゥルーズの文献の紹介で
永遠回帰の思想への理解が深まれば幸いです。

次はバシュラールのニーチェ解釈にいきたいです。

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