2013年6月10日月曜日

【結論はここにあった】『QuickJapan vol.107』×本当は怖いディズニーアニメ×きゃりーぱみゅぱみゅ+セバスチャン氏

まほろ多田便利軒と探偵物語について書きたいところですが
流れ的にKAWAIIカルチャーを整理し終えないと
次に進めなくなってきたので、
これまでのKAWAIIカルチャークロニクルを・・・

1)内藤ルネ、世界中の人形を集め、日本独自のKAWAIIを創造
(そこには勃興期のガールズカルチャーをゲイ文化が支えてた背景が見え隠れ)
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/11/10302560.html

2)増田セバスチャン、アメリカでチープでカワイイ雑貨を集めてきて
6%DOKIDOKIを開業
http://riekonaito.blogspot.jp/2013/06/blog-post_942.html

3)カリスマ読モきゃりーぱみゅぱみゅ単体としてもかなり濃いキャラ、
その濃いキャラがお客さんとして行ってたのが6%DOKIDOKI
http://riekonaito.blogspot.jp/2013/06/blog-post_942.html

4)きゃりー、YOUTUBEで「1990年代の原宿カルチャーに影響された
海外勢のアーティストのPV」を見てその世界観を取り入れる。
http://riekonaito.blogspot.jp/2013/06/blog-post_6720.html

5)6%DOKIDOKIのテイストを表に出した歌手は
篠原ともえが先駆者だったが、彼女は八重歯を直したせいか
6%DOKIDOKIテイストではなくなっている・・・そのかわり
きゃりーの造形と歌、増田セバスチャンの世界観が融合し、
完全な「型」として完成した
http://riekonaito.blogspot.jp/2013/06/blog-post_6720.html

6)そのかわり、きゃりーとの融合以前の
アングラ感は薄れているのでは・・・

2008年の6%DOKIDOKIの舞台を観てみよう。
背景にいる怪獣の造形がアングラすぎる。

















このアングラ感、以下のDVDで観ることができます。
この画像、以下のDVDの画面を写メしました。




このDVD(きゃりー融合以前)ときゃりーのライブDVDを
比較すると凄く分かる!

きゃりーさんのライブ、増田セバスチャンテイストだけど
グウェイン姉的な明るさがあるんだよね・・・

きゃりーさんとセバス氏の世界が融合した結果、
明るくKAWAII、世界中に「あ、これ原宿」と言えるものを
つくりだしたのだ。

そして、その「型」は一般化した。

以下は任天堂どうぶつの森のゲーム画面です。

どう考えてもきゃりぱみゅなのよ。






















そして、差異化、再差異化を繰り返した結果、
最も個性的な原宿カルチャーが

「あ、きゃりぱみゅみたいな感じだね」という型になった。

素晴らしきことでもあり、寂しくもあるような・・・。

完成=収束はしかたないのであります。

と、なると完成した「型」が海外にいくしかない。

この流れでいけば、2013年のきゃりぱみゅワールドツア-への
流れはごくごく自然。

そこで取り出したるアイテムは
以下の雑誌収録のツアーレポート。

ライターのさわやか氏が書いているのだが、
彼はゲーム史の本を書いていたライターさんでは?
手広いなぁ・・・。



このレポートで各地の反応を読んでみよう!!

*ベルギー:ゲーム・アニオタがYOUTUBEで知った層が客

*フランス:JAPANEXPOの流れで日本のカルチャーの一部として認められている

*ロンドン:きゃりーのコスプレをした客が多い。
文化というよりきゃりー単体で愛されている。

======================

各国で、愛され方が違うってのが面白いなぁ。

そしてきゃりぱみゅはツアーでもPV撮影でも
「お人形さん」じゃなくて、わりと
発案者側というかクリエイター側の立ち位置にいるようだ。

じゃあ、増田セバスチャンとどうしてあんなに融合できるのか?
という疑問も、この雑誌のインタビューでわかった。

セバス、きゃりぱみゅ共通して好きなのは
ピノキオの世界観とダンボの狂った象の行進のシーン・・・

ああ、なるほどー
2人の感性が共鳴してその繋ぎ目が
「ディズニーのちょっと危ない部分」なんだな。

ちなみに、きゃりー・セバスの共通する世界観が
具体的にどのあたりのことを指しているのか、
調べてみました。

たしかに、ピノキオとダンボって
かなりレベルの高いホラーメルヘンなんだよね・・・

ウォルトディズニーの「変な部分」(彼の変人伝説は凄い)
と童話の世界がシンクロして
独特のホラーになっている・・・

子供の頃はなかなかわからないけど
大人目線で観るとかなり怖いし、
パンクな感じが・・・

ここらへんの世界観に着目したってのがきゃりぱみゅとセバスの
共通点であり、共通点のつなぎ目がしっかりしているので
あの世界観はきゃりぱみゅのものなのか
セバス氏のものなのかわからなかった。

答はここにあった:実は怖いディズニーアニメ=
いまの原宿KAWAIIカルチャーの裏にあるもの


ここらへんの造形を膨らませると
増田セバスチャンの舞台の世界観になるなぁ


こわいよー


イッちゃっている・・・・・・・・・・
でも、もろに6%DOKIDOKIだな。

つまりこういうことだ・・・
内藤ルネは海外の人形から
インスピレーションを得て
独自のKAWAIIを創った。

増田セバスチャンときゃりぱみゅは
ディズニーアニメの怖い部分から
インスピレーションを得て
独自のKAWAIIを創った。

アリスインナイトメアも
たぶん「裏ディズニー」テイストを
増幅させたという面があると思う。
http://riekonaito.blogspot.jp/2012/12/blog-post_649.html

それらすべての結実が
「きゃりーぱみゅぱみゅ ワールドツアー2013」なのでは。

凄いと思うのは増田セバスチャンが
「6%DOKIDOKI」は無くなってもいい、と言っていることだ。

つまり、自分の発信した文化が一般化して
世界に広まって、そのホラーメルヘンの世界に
救われる女の子が増えれば
お店という形態である必要はなくなる。

その文化拡散の要がきゃりーぱみゅぱみゅ。
音楽のPV動画は拡散が早い。
ベルギーではYOUTUBE経由できゃりぱみゅファンが
量産されていたように。

世界中で「型」として認識されて
継承者が世界中に出現したら、
オリジナルはオリジナルでいる必要はない。

逆に、そこまで行くことをセバスチャン氏は望んでいるのかもしれない。

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