2013年9月20日金曜日

【40回】ドビ子、博士GOを目指す~Flashとイケメンと私~


40回:Flashとイケメンと私


・・・・で「同じことし隊」隊長が絡んでくるように。


同じことし隊:「ドビ子さん、わたしもあなたと同じジャンルの
調査をしたいので、方法を教えてください」

ドビ子:うーん、ここでちゃんと教えないと
ややこしいことになりそうなので
めんどくさいけど、話聞こう・・・

同じことし隊:「私は***に行って、***を書いたりしたいんです。」

ドビ子:「えっ、私のここ数年の経験からして考えると、
それは無理なんじゃないかなぁ(本音)」

=====その瞬間から、同じことし隊は逆ギレし隊に変身した=====

同じことし隊:「なんでそんなこと言うですか!!
私の研究だから勝手じゃないですか!!
もういいです!!」

その後も、同じことし隊隊長の
逆ギレは留まることが無かった・・・。

逆ギレが周囲を巻き込みはじめたようなので、
ドビ子は対応策を考えた。

1)このままだと・・・
こちらの研究が進むたびに
逆ギレの対象になりかねない。

2)いったん退却して、院は行かないことにして
家で書き続けよう・・・

3)同じことし隊隊長は、ドビ子という攻撃対象がいなくなれば、
真面目に自力で研究をし始めるかもしれない。

4)いずれにしても、落ち着くまでは退却だ。
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退却時、絶望感漂う中で

ビジネスチャンス探し隊隊長にこんなことを言われた。

ビジネスチャンス探し隊「Flashアニメをつくらないかい?
Flashさえできれば、一生食べていけるんだよ」


ドビ子:「なんですか?それは??」


ビジネスチャンス探し隊:
「ドビ子さんのためにFlashのソフトを買うまでは投資できないから
体験版有効期間内の2週間以内にこれを作ってきて!」


わけのわからないまま、
ソフト(体験版)と説明書を渡されたドビ子・・・

ここから大苦戦が始まる。

アニメ原画を描いて、基本的な動作を付けるところまでは
できたが、さすがにズブの素人に
音付けや演出は無理だ。

ドビ子:「お、オニオンスキン機能っていつ使うんだべ・・・」


結局、一通りのラインが出来たところで、
音付けと演出のために下請けに回すことになる。

下請けの下請けの下請けからまわってきた下請けの作業を
ひとりでやれという無茶振り。
時給換算すると数百円にも満たない。

ドビ子:「Flashアニメって、専門学校とかに行って
技術習得してからしか無理なような・・・
素人が2週間で完成させられるモンじゃないべ。

かといって、これから、専門学校行くだけの余力はない。
これだったら、院にしがみつくしかないな。もう退路はないのだ」

でも、戻る気力もない・・・。

自分は、何者にもなれない。これが運命なのだ。
壊れたぽいぽん5は糊を使っても元には戻らない。


壊れぽいぽん5を1000個積み重ねたような人生、
それがドビ子の人生なのだ。

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そんな時にドビ子に活力を与えたのは
意外にもイケメンであった。

壊れぽいぽん5なドビ子だが・・・・・・
唯一残存していた機能があった。

似顔絵師の経験をしていた経験から
覇王色の覇気を持つ人がわかったりするのだ。


某所の炎天下で物を売っていた
イケメンを偶然見かけたドビ子・・・・・・・・
覇気が出ていたのでびっくりした。


ドビ子:ドビ子が地方で何者にもなれぬまま
オワコンになっていくのは
自分でも充分に納得できるが・・・・

なんでこの覇王色の覇気を持った者が
一般人として生きているのか?


ドビ子:「大きなお世話だけど、たぶん芸能界に入ったらスターになれるよ」

イケメン:「えー?なんかツテはあるんですか?」

ドビ子:「えっ!あ、ある・・・」(←注:ハッタリ)

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ハッタリを効かせてしまったドビ子は
あわてて芸能事務所を調べて
写真を撮り履歴書を作成し、
イケメンを芸能界に推したのだった。

なんというか・・・これまで、
自分が生きていた成果が出ない人生だったので、
誰かの人生を変えることに
自分の人生の意味を使って
満足感を得たい・・・という他者のためなのか
自己満足のためなのかよくわからなかった。

でも、もし、自分がしたことで他人の人生が
曲がってしまったらどうしようという不安感にも苛まれた。

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その直後、バイト帰りのドビ子は
駅で昔の知人と遭遇した。
そして、その遭遇がきっかけで、
イラストの連載の仕事をもらった。

知人はケーブルテレビの小道具の
仕事を真面目にやっていることも見ててくれたのだ。

努力を継続し、偶然が重なると形になるのか・・・とドビ子は
初めて気がついた。


かつて、イラストレーターになりたいと我執の世界にいた
時は夢がまったく叶わなかった。


でも、他人の夢を叶えようとしたら
全然違うところで自分の夢が叶ったぞ。

これはなんだ?偶然なのか?

もしかしたら、宇宙というものには芥川龍之介の
『蜘蛛の糸』のような
法則があるのかもしれないぞ?!

そんな時に、朗報が!
イケメンが芸能界に入って以前より
個性を活かした仕事ができたようだ。
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禍福は糾える縄の如しだ。

「同じことし隊隊長」がもしも存在しなければ、
私の道は曲がらず、曲がった先で他人の人生を変え、
そして自分の夢も叶うことはなかった。



隊長は実は、福の神であったのだ。

次回、家で書きためた成果を抱えて犬学院へカムバック


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