2014年2月23日日曜日

シリーズ・散骨を考える<その1>藤井正雄『骨のフォークロア』(弘文堂)

しばらく若者の消費文化についてのシリーズが続き
ギラギラしてまいりましたので…

しばし散骨について調べてみたいと思います。

そこで取り出したるのはこの本。



この本の第一章「散骨のフォークロア」を読んでみよう。

まずはアメリカの場合。

1)散骨は文字どおり「空中に火葬骨を散らす」葬法の一種で
「空葬」といいかえてもよい。

2)合法化されているのは、アメリカ合衆国のカリフォルニア州。
1965年に砕いた焼骨の空中から3マイル沖合いの海上への
投機が合法化されている。

3)1970年には「米国航空葬儀社協会」なる葬儀社協会が出現。

4)でも、空中からの海上投棄よりも、
サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジから灰を撒けば良いのだ

5)ヨットを就航させて、船の上から砕いた灰を投棄する方法が
いちばんメジャー

6)アメリカの場合は、宗教的儀礼を行わずに撒くだけという方法が多い。

7)この方法ははじまったきっかけはネプチューン・ソサイエティの
チャールズ・デニング会長の祖母の葬儀。
葬儀費用、棺桶代、墓地代にかなりの金額がかかったため
どうにかしようと思ったそうだ。

8)ネプチューンソサイエティなら345ドルの料金を払うだけで
海上散骨や手続きをやってくれる。

9)アメリカの通常の葬儀は3000ドルかかると言われているので
ネプチューンソサイエティの葬儀は破格値であり、
アメリカは家族関係が疎遠になり、伝統を尊ぶ気持ちが薄れてきたので
このような葬儀はウケることに。

…しかしアメリカの場合の散骨とは別に
日本やインドの散骨の歴史はどうなの?

そして最新事情はどうなの?

と疑問は広がるばかりです。

アメリカの場合は商業化→それへの反発という流れでしたが
遠藤周作の『深い河』のイメージだと
もっと宗教的な印象があるんだよなぁ…

他国の場合、そして最新事情については
これから調べていきたいと思います。

さっきKindleで散骨についての本をポチりました。



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