2014年4月14日月曜日

JK雑誌が面白い『セブンティーン 2014年5月号』

すっかりファッション誌を読まなくなっていたここ数ヶ月…

かつての雑誌批評怪人としての履歴は以下

ガーリーカルチャーはネットが軸になっただろうと思いつつも
念のため、アンケート調査をさせていただいたところ…


ViViやnonnoなどを中心としてまだ雑誌文化が根づいていた
ことがわかったため、あわてて雑誌を読んでみることにしました!

しかし、Amazonを見てびっくりですよ!!

なにがびっくりかといえば、いくつかの
メジャーなファッション誌がKindleで買えるようになっている
じゃないですか…!!
しかもバックナンバーは100円のものがちらほら。
これは驚きました。

バックナンバーじゃなくて最新号でも
キンドルだと付録が無い代わりに価格帯が低いし、
それになにより、買いやすいし置き場所に困らない。
自分の年齢に合わない年齢層向けの雑誌でも気軽に買える。
これまで買いたくても恥ずかしくて買えなかった
若者向け雑誌がポチッと買える時代がやってきました。

というわけで私が本日Kindleで乱読した雑誌群は
以下の5冊となります。(順番は対象年齢順)

JK向け:seventeen(セブンティーン)
JD向け:non-no(ノンノ)
海外カルチャー寄りのJD向け:ELLE girl(エルガール)
JD&OL向け:Cancan(キャンキャン)
30代向け:Domani(ドマーニ)

並べてみます。











===================

正直なところ、私(34歳・独身)が
読んでダントツに面白かったのは
セブンティーンでした。

企画の立て方、意外性、話題の開口の広さ、読み応え、
そして当たり前だけどモデルさん達が若いのが良い。

昔は世代別に着ている服もメイクも全然違ったし
あと、雑誌のテイストによってコーディネイトが
明確に分かれていたけど
現在は、この上記の五誌のスタイリングを
シャッフルしてもそこまで違和感ないのよ…。
(そこで、差異化を図ったのが
Larmeの戦略のうまさだと
思うんだけど、それは明日にまわします)

現在の流行のファッションを全体的に
言語化するならば
ボーイッシュでカジュアルなアイテムと
ガーリーを組み合わせたり(甘辛ですね)
そこにユニークな小物を投入してオサレ度をUPさせる。
青文字でも赤文字でもない感じ。

一年前はエルガールだけがオサレで
日本のファッションだけガラケー化している印象だったけど・・・
現在では各誌それぞれとんがったオサレ度がUPしている印象。
(オシャレに関しては専門外すぎるので
 あくまで印象論にすぎませんが)

30代向けの雑誌ドマーニでも
色調こそ30代っぽくしてあるけど
誌面に登場する迷彩柄のスカートのコーデは
JKが着てもおかしくない。

どうせ、いまは世代別に
「これを着るべし」という足かせが
外れているんだし・・・

たぶん足かせから
外して自由にしてしまったきっかけは、この雑誌
http://riekonaito.blogspot.jp/2013/02/inred.html

いっそのことセブンティーンで
若いモデルさん見てたほうが元気が出ます。

特に、私はドラマ「熱海の捜査官」の時に
かまぼこに似ていると言われた東雲役
三吉彩花さんが好きで、
セブンティーンで三吉さんの
体当たり企画連載が始まっていたので
毎号買ってしまうかもしれません・・・・・・。

セブンティーンモデルの
中条あやみさんも、とても顔立ちがカワイイので
中条さんのオススメの本が
『一秒で心が強くなる言葉の心理術』
だというのがまったく気にならないくらいです。

昔懐かしの「ドラマ仕立てのコーディネイト集」も
セブンティーンでは活きていて(しかもベタな学園ドラマ風)
このベタさこそ、雑誌でやっておもしろいネタなんだな、と。

その他、プリクラの映り方のテク、
「配り菓子」のつくりかた、
キャラ立ちするためのキャラ文具、
ふなっしーに憧れるオモシロ動画の女子高生Reika、
ツイッターとラインの使い方、バイトの仕方、洋楽、
そしてヲタネタ(いまや知識ゼロはヤバい?と煽ってある)
声優の紹介、ゲームの紹介(モンハンやうたプリ)
読めネーム(端的にいえばキラキラネーム)解読クイズ、
ドラマ紹介、ほんとになんでもアリ☆で
これぞ雑誌の醍醐味であると
拍手したくなるほどでした。

そしてなんといっても
渋谷の女子高生の「ファッションスナップ」が
「ほんとにライブ感溢れる写真」で、
読者モデルに頼んだストスナじゃなくて
「ああ、リアルJKの写真を撮影している!」と感動できる
写真だったのがセブンティーンイチオシの理由です。















この丸眼鏡とバブリーなネックレスの謎のコーデ
リアルな渋谷の女子高生のコーデとして
載せてあったことで・・・
いまのJKがいかにユニークであるのかを
一瞬にして理解できました。

大人が準備したわけではなくて、
「JKが自分でおもしろいと思うものを探してくっつけて街に出てきた」
そしたらセブンティーンに偶然スナップされた、
という奇跡的な瞬間を感じて
感動してしまった。

いまのファッション誌に必要とされているのは、
このライブ感、この面白さでは
ないでしょうか。

しかも最後のページ(217ページ)の締めが
「NEW フロム和尚。」というコーナーで
袈裟衣を着たイケメン俳優が載ってました。 

というわけで、これから積極的に
セブンティーン誌を推していこうと思います。



セブンティーンに関して熱くなっていたら
今回完結してしまったので、他の雑誌については
続編http://riekonaito.blogspot.jp/2014/04/nonnovivi.html

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