2014年8月17日日曜日

【シリーズ6・ヤン序を読む】現代アートとヤンキー性

今日は美容院で前髪を切ってから
ヤンキー論を読んでいます。

ヤンキー論考察中間報告
http://riekonaito.blogspot.jp/2014/08/blog-post_13.html

+3日前のぶん
http://riekonaito.blogspot.jp/2014/08/blog-post_14.html

+2日前のぶん
http://riekonaito.blogspot.jp/2014/08/blog-post_15.html

+昨日のぶん
http://riekonaito.blogspot.jp/2014/08/blog-post_16.html

+昨日ブログ書いてから気がついたこと
ヤンキー漫画はワンピースに吸収され
本当にファンタジーと化したのではないか

うめすけさんの意見
『カイジ』がポストヤンキー漫画ではないかという意見

さっき前髪を切っていただいた美容師の佐藤さんの意見
『ギャングキング』
『SHONANセブン』が最近の
王道ヤンキー漫画ではないかとの意見

そして、昨日からの続き===============
『ヤンキー文化論序説』

宮台真司
永江朗
酒井順子
都築響一
成美弘至
近田春夫
磯部涼
森田真功↓ココまで読んだ
================
暮沢剛巳↓ここから読まなきゃ
五十嵐太郎
宮台真司(2)
阿部真大
大山昌彦
飯田豊・南後由和
速水健朗
後藤和智
斎藤環
飯田豊

18章にうち8章読んだので
あと10章かぁ〜

ここまできたら最後まで読まなきゃ

今回は暮沢剛巳の章です====

*この御方は美術評論家で、ヤンキーからは
ほど遠いというか縁がないそうです
(正直な人だ)

*しかし、「離れているからこそ良く見えている」側の
評論だと思う。半端な交流で「わかった風に」書いている論
よりもずっと真摯な印象。

*まず、彼はオタク文化論とヤンキー文化論の違いを
明確に示している。

オタク文化:オタク文化は「趣味」に存している
ヤンキー文化:「趣味ではなく階級」に存している

それらを前提として、「じゃあ、美術評論家として
ヤンキー的な美術作品とは?」という話になっていくけれども
とりあえず本書に出てくるものをリスト化して
リンクを探してみます。



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↑この人たちのアートの作風はなんとなく理解できた。

しかし、「痛車」的な文化(オタク・ヤンキーを超えたもの)
をアートにしたらばもっと面白いということで
「痛車」的なオタクとヤンキーの共通のプラットフォームを
股にかけている人はいるのか?
といえば「ミスター氏」が挙げられるそうな。


ミスター氏は「子どもの頃からアニメ好き」でなおかつ
「ヤンキーの兄の影響で族カルチャー側の人間」だったそうな。

ミスター氏の「***ンでなおかつヤンキー」という
特殊な立ち位置がグローバルなアートの世界で
「武器」になったということらしい。

つまり、オタクとヤンキーをセットにして
出したほうが世界で戦えるってことですな。
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また違った方向性で世界に認められている
ヤンキー系アーティストとして天明屋尚の名も挙げられるそうです。


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そして最後に、新しい「可能性」として
あるキュレーターの名を挙げているところに
感動してしまった。(これも書いてしまうとアレなので
詳しく知りたい方は本書をお読みになればよいかと)

そのキュレーターは東京芸大出身のエリートで
なおかつヤンキー的資質のあるアーティストと繋がりが深く
もしかしたら「階級」にしばられていた従来のヤンキー美術を
更新できる可能性がその人に見いだされるとの
ことであった。

====================

私の感想
正直なところ、現代アートの世界は全然詳しくないし
分からなかったけれども、この論を突破口にして
「現代アートの存在する意味」っていうのが
少し分かった気がする。

現代アートの世界で重要なのはキュレーターなんだな。

これまで世間で見向きもされなかったアートを
評価していくことで、何が起きるか?って皆目見当も
つかなかったんだけど
やっと意味がわかってきた。

階級のシャッフルやビジネスモデルの変化が
おこりうるんだな。

アートかぶれのサブカルが古くさいものとなって
オタクカルチャーがハイカルチャーっぽくなった背景には
やはり村上隆氏の存在があって、
その階級のシャッフルや
ビジネスこそが丸ごとアートなんだなぁ。

一時期、近所の質屋さんに白い村上隆モデルのヴィトンの鞄が
いっぱい並んでいた時期があって

「ロードサイドの質屋に並ぶ現代アート・ワラ」

みたいに見てたんだけど、いま思うと
その状況を含めてのアートだったんだと分かった。

ヤンキーアートが階級をシャッフルする可能性があって
その鍵をキュレーターが握っている…
って聞くだけで胸がわくわくしてきます。

オタクカルチャーのアート化は行き着くところまでいった気がするけど
ヤンキーカルチャーのアートはまだまだ「伸びしろ」みたいな
ものがあるみたいな気がするので、
これから期待大の分野だと思います。

内藤理恵子の読書道:記事ラベル

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