2015年8月12日水曜日

書籍で読み解くツイン・ピークスその2〜詩『荒地』で読み解く〜

前回のツインピークスマニアックスはこちらになります。

http://riekonaito.blogspot.jp/2015/08/blog-post_10.html

↑ここで、TP(ツイン・ピークス)と
現代詩「荒地」の関係性に言及しましたが……

詳しくは
『隔週刊ツイン・ピークス静岡版』にて
ぜひお読みください!

概要はこちらになります↓
http://www1.m1.mediacat.ne.jp/riekonaito/TWIN.html

とはいえ静岡版。
……静岡県以外の方で
読んでみたいという方はどうすればいいのか?
静岡県の書店で『隔週刊ツイン・ピークス』を
SNSで推してくださっていて
なおかつ書店利用者以外にも
広く問い合わせの門戸を開いている
素晴らしい静岡県の書店を発見しました。
アマノ書店三方原店さんです。
アマノ書店三方原店さんのツイッターアカウントに
お問い合わせいただければ、おそらく
ご対応いただけると思います。

しかし、世間から聞こえてくるのは
「もう既にDVDBOX持っている」などの声…

でもですね…私がこのシリーズをおすすめしたいのは
デザインが秀逸でして、インテリアとして
表紙をポスター的に飾ってもかなりいい感じになるんですよ!
こんな感じです。



どうですか?いきなり部屋に異次元への扉が!という感じです


このように、近所のホームセンターで買った扇風機さえも、
陶酔の世界の中の象徴的アイテムに見えてくる不・思・議


妖怪ウオッチのテッシュBOXも
横にクーパー捜査官がいれば意味深にみえてくる

さらに…ここに秘密のアイテムを投入しましょう


丸太おばさんを彷彿とさせる丸太クッションです。

これで完全にTPの世界になりました!

また、DVDのジャケットもオリジナルなので…

レア商品として持っていても損はない感じ


さすがに6号の表紙を部屋に飾る勇気はないけどね…

これをご自宅のソファーの後ろに
飾ればキラーボブが召喚できるかもしれません。


DVDの棚に異次元の扉が!

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というわけで、詳細は『隔週刊ツイン・ピークス静岡版』
でご覧いただくとして……

なぜ、現代詩『荒地』とTPが関連していると考えたか…

…と申しますと、ツイン・ピークスは『モヒカン族の最後』から始まり
http://riekonaito.blogspot.jp/2015/06/blog-post_16.html

その後、超絶主義の文学を通り抜け…
(詳しくは隔週刊ツイン・ピークスの4号をお読みください)
http://www1.m1.mediacat.ne.jp/riekonaito/TWIN.html

こちらにも超越主義とツイン・ピークスの重なりが
記してございます。(↓ここの丸太おばさんの部分です)
http://riekonaito.blogspot.jp/2015/06/ben.html

そのまま順序良く主要なアメリカ文学を読み進めて参りまして、
避けて通れなかったのが、ガードルードスタイン一派やら
モダニズムやらそこらへんの文学でございました。

で、そこらへんの文学を読んでいて

アッ なんだこりゃ! ツイン・ピークスの
元ネタの宝庫!

と気がついたのが現代詩『荒地』です。

9話の冒頭の不自然なシーンの暗号とも合致しますし、
これは当たりをひいたと思います。
この詩とTPのおおまかな構成が重なっていることは
『隔週刊ツイン・ピークス静岡版』で説明してございます。
そちらでご確認ください。

また、隔週刊〜のほうでは書ききれませんでしたが、
ツイン・ピークスに登場する謎の東洋人たちも
実は現代詩『荒地』がイメージソースである可能性が大!

以下はその解説になります!
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『荒地』の“雷”の章に

「ただ赤い不機嫌な顔だけが歯を剝いて笑う
           /裂けた泥壁の戸口から」

というくだりがあります。

この「赤い不機嫌な顔」という言葉は「アジア系の人」のことを
指しているとの定説があり…

(岩波文庫の『荒地』の「訳注」においても
「赤い不機嫌な顔」を「アジア系の人」と明記している)

この知識があれば、第11話のラストで雷鳴と共に
ダブル・R・ダイナーの戸口に出現するアジア人リー
(別名ジョナサン)が、
『荒地』をイメージソースとした存在であることがわかります。

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また前回のツイン・ピークスマニアックスで
謎を残していた「焦げたエンジンオイル」について…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
第8話に出てきた“焦げたエンジンオイル”という言葉も、
この詩に登場する“人間エンジン”という言葉が
理解の助力となるのではないでしょうか。

詩『荒地』では現代人を
エンジンに喩えているのです。

すなわち、現代人→人間エンジン
→焦げついている人(焦げたエンジンオイル=壊れかけの現代人の匂い)

って考えればいいかな?

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また、第3話ローラの葬儀で、
一悶着起こしていたボビーも、
詩『荒地』の“死者の埋葬”の章の
「犬は寄せつけるなよ」と
いうフレーズを考慮すれば解せます。
(パイロット版でボビーが犬の鳴き真似をしていたことを
 ヒントにすれば分かる謎かけ)

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他にも、アルバート、ブラヴァッキー、
1話のクーパー捜査官の宙づりなど
が現代詩「荒地」とどのように繋がっているか?

につきましては、隔週刊ツイン・ピークス静岡版でご確認ください。

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ちなみに、以前、当ブログでデアゴスティーニに対し
「月刊ふつうの人」を提案していたという
冷や汗ものの過去がございまして……
その時の記録:http://riekonaito.blogspot.jp/2013/11/blog-post_17.html
(しかもディアゴスティーニと誤表記してた)
こういった過去の業(カルマ)を帳消しにするためにも
隔週刊ツイン・ピークス静岡版、
またデアゴスティーニを推していきたいです。
そのうちデアゴスティーニの「**をつくる」も
当ブログで作って参りたいと思います。

ここで一句

人生は きっと壮大な ブーメラン 

              りえこ

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