2018年3月23日金曜日

アニマ・アニムスでさらにわかるかもしれない!ツインピークス考察

昨日やすなお氏と
ツイッターで会話しましたが
なんか不完全燃焼なので
補足いたしやす。

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やすなお氏:
だ〜れ〜か〜、18章でリチャード(クーパー)と
キャリーが手を繋いでいた事に関する新しい考察をくれ!(気になって眠れないw)

私:たぶん裕木奈江さん
 にだけ正解託してる(ローラ=ダイアン=ナイドが
 イコールってこと)よ、リンチ監督。 ローラの遺体消えると 因果が歪んで ダイアンになる。 シュレディンガーの猫としての ナイド

やすなお氏:だからローラとダイアンは同時には現れないってことですかね?

私:それがいいたかったw

ちなみに現実から乖離したのは たぶん外伝小説。 現実に着地したのはオデッサ。 99パー夢だぉ

旧作をスタートにするから わからなくなる 外伝小説がスタート地点

やすなお氏:あーヤバい!だんだん腑に落ちてきたw

これでしょうか↓

http://riekonaito.blogspot.jp/2015/08/blog-post_13.html

私:猿の手については もう一個三木聡で説明した ブログあるよ

やすなお氏:最近の『俺俺』のブログですね!これも読んでおります!
http://riekonaito.blogspot.jp/2018/03/blog-post_12.html
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私:要するに クーパーの心の帝国(インランドエンパイア)での事件だから なんでもありなのさ。 クーパーはアニマだかアニムスだか を追っているとしたら クーパーがゴールを🥅みつけるまで ローラもダイアンもキャリーも なんども現れるよ 可能性(シュレディンガーの猫)としてのナイドも

↑ここからの掘り下げが
ツイッター140字では無理ぽなので
以下、ブログにします。

その1=====================

まずはここで、アニマとアニムスの復習をしてください!

ウテナのアニメ監督の女装を強制的に見ることになりますが
そこはがんばってみてください↓

http://riekonaito.blogspot.jp/2012/12/blog-post_5939.html


絵本と童話のユング心理学 (ちくま学芸文庫)
この本のP255
1)アニマとアニムスはユング心理学の独壇場である
2)アニマという言葉は魂をあらわすラテン語
3)アニマ=女性形 アニムス=男性形
4)この本の著者独自の解釈だが
アニマは魂で、アニムスは精神だと解釈するといいそうな
5)ユングによれば・・・
男性には女性の心(アニマ)があり
女性には男性の精神(アニムス)があると言っている
6)ユングはこんなこと言っている
*男性の夢分析をしていく場合
影の向こう側にアニマがあると言っている
このリンクも読んでみて:http://riekonaito.blogspot.jp/2012/09/blog-post_17.html
*女性の場合は影の向こうに同性がいる
(この本だと、白雪姫の継母や
シンデレラの姉妹などは
影であると同時に、それを克服することに
よってより高次な次元へと導いてくれる存在でもある。
これは面白いなぁ~)

この知識を前提に読み解くとだいたいわかります。

その2======================

ねんのため、世界大百科事典でも
定義を復習しておこう!
ユングは夢分析の際に,男性の患者の夢に多く特徴的な女性像が出現することに注目して,そのような女性像の元型が,男性たちの普遍的無意識内に存在すると仮定し,それをアニマと名づけた。女性の場合は夢に男性像が現れ,その元型がアニムスAnimus(アニマの男性形)である。男性も女性も外的には社会に承認されるためのいわゆる男らしいとか女らしいというペルソナ(〈仮面〉を意味する語)をつけているが,内的にはその逆のアニマ(アニムス)のはたらきによって補償されている。

その3=======================

で、
クーパーが現実(外伝小説)で出会った
アニマ的な存在はキャロラインでした。
あくまでも的な・・・になるのは
現実で完璧な元型に会うのは無理ぽなので。

ぶっちゃけ、キャロラインって
わりと現実的な容姿(ごめん)なんだよね・・・。

現実での出会いなので
完璧ではないのですが
実在の人物キャロラインの中に
クーパーのアニマを見出してしまったので
上司(ウィンダムR)の妻なのに
クーパーは手を出してしまいました。

で、そのドタバタの最中に
クーパーたぶん現実では
お亡くなりになっております。(解説は以下)


で、ここからとんでもない
ネバーエンディングストーリーがはじまってしまって
舞台がクーパーの「心の帝国」になりますが
クーパーがお亡くなりになっているので
同時に彼の内面に抑圧していた「影(シャドウ)」が

シャドウ:blog-post_17.html

女性の姿として具現化したものが
ローラなんではないかと。
で、そのまたローラの影がドナで
ドナの影がマデリーンだから
マデリーンが恋をして明るくなると
ドナが不自然にキャラ変する。

☯️の入れ子構造なんだよね、
心の帝国は・・・

さて、
『クーパーは語る』の生前のクーパーは
かなり抑圧の強い人物でした。

生前の彼の性質(真面目な変わり者、男性、FBI)をひっくりかえすと
(リア充な不真面目クイーン、女性、FBIに捜査される人)
になります。

クーパーがツインピークスに入ると
ローラは死んでいるので
テープレコーダーの彼方のダイアンになる。
ダイアンかローラか不確定な世界に突入すると
シュレディンガーの猫としてのナイドになるんだぬ

おもしろいのはクーパーが
現実に再び着地した際には
キャリー(元ローラ)はそれほど理想的じゃないのに
クーパー(というかリチャード)を惹きつけ
手をつないでいるということ。

お互いの中にアニマ
とアニムスを見出しているから
すんなりくっついているのであります。
(やすなお氏の最初の問いに答える↑)

クーパーのアニマ探し(牛探し)は・・・

キャロライン(現実)→ローラ(心の帝国)
→ダイアン(心の帝国でローラ死んだので代理)
→操作しているうちにアニマがポケモンみたいに進化して
アニーになり、聖女アニーと恋愛し、ローラどうでもよくなる
→でも生前の罪悪感がウィンダムアール(内面バージョン)
として心の帝国で具現化し、アニーを打ち倒す
→・・・・・・。・・・・・・。(25年後)
→どっちか不安定な時のナイド(シュレディンガーの猫)
→ダイアン確定→ダイアンが確定したのでローラ消える
→境界線超える→ダイアン消失→リンダになる(ここまで心の帝国)
→現実に戻るとキャリーになっている
(現実なので元型より劣化した微妙なキャラ)
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という感じで、延々と続いているわけですね。

アニマがアニーに進化したのも以下のような理由で
アニマはポケモンみたいな進化をするからです。

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1)男性のこころの中のアニマには4段階がある
 最初は大地的、肉的(二面性あり・むさぼり喰い、生み出す)
第二:ロマンチックな段階(少女漫画的)
第三:霊的(マリア様的な)
最終段階:叡智の女性(いくぶんか男性的になった女性)

ユングの面白いところは
霊的存在は第三段階に持ってきたところなんだそーだ。
マリア様的なのを最終的に持ってくることなしに
最後に人間的なものを持ってくるのがユニークだ。
(禅の十牛図も、最後、野に下るもんなぁ)

2)男性が女性を好きになるということは
自分のアニマを外側の世界で見つけるということだ。
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で、ここからが
私見を含めた本題なのですが。

元型を内包した人物は、
自分の道(タオ)を歩いていると
現実世界で実際に会えると思います。

私は老賢者とアニムスに確かに
会えたと思います。
理屈抜きでわかります。

会えたからといっても
何をするというのでもないですが
(遠足に行って特に何をするというのでもなく
 遠足に行くまで、と「おうちに帰るまで」が遠足です)
やはり、世界が変わります。
それはすなわち十牛図の牛だからです。
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追伸:
ちなみにキャロライン(現実)→ダイアン(心の帝国)の謎を
すでに解いているのではないか???と
思われるゲームがあるので
ご紹介します。

このゲームでは、ダイアンを彷彿とさせる
「カセットテープの代わりのような機械」
に「キャサリン」
という名前がついているのですが・・・
一瞬だけセリフの中に
「キャロライン?」と(たぶんわざと間違えてる??)・・・
元ネタらしきものが出てきます。

私も
ただいま攻略中のゲームです!
ピーカーにおすすめ!




なお以下のゲームも併せてプレイすると
ツインピークスへの理解も
イッキに深まると思う
深いストーリーなのでオススメです!




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